11月半ばの安倍文殊院境内。
今年も展望台下にジャンボ花絵が登場しています!来年度の干支はイノシシで、親子猪が描かれていました。年賀状の図案として人気があり、年度末にかけてたくさんの観光客で賑わうことでしょう。
亥を模った安倍文殊院の干支花絵。
花絵を見下ろす展望台には、安倍晴明を祀る晴明堂があります。そこから西に開ける景色は見所の一つにもなっています。遥か遠方に二上山、その手前には文殊池に浮かぶ金閣浮御堂を望みます。
団体参拝客が集う講堂建築中!パンジーに染まる安倍文殊院
今回、安倍文殊院を訪れてある変化に気付きました。
表門の左奥に建設現場を発見したのです。さっそく拝観受付の方に伺ってみました。すると、どうやら団体参詣客が集う講堂が建設されるとのことでした。
文殊院西古墳とパンジー。
精緻な横穴式石室の文殊院西古墳ですが、参拝客は自由に出入りすることができます。山中にあるわけでもなく、恐怖心を感じずに石室の中を見学できます。
日本三文殊の第一霊場に名を連ねる安倍文殊院。
智恵の文殊さんということで、合格祈願のお寺としても知られます。安倍晴明のシンボル・五芒星の下に「合格」の文字が躍ります。
表門の左手に大きなクレーン車が!
安倍の文殊さんも少しずつ姿を変えて行くようですね。
参道を振り返ります。
参道右手の垣根も綺麗に整備されていました。
石仏の背後にも建設現場が見えます。
ところで、クレーンって鶴(crane)に由来する言葉なんですね。言われてみれば、鶴の首のように長いことに気付かされます。
お父さん猪とお母さん猪でしょう。
その真ん中に子供の猪が描かれています。向こうの並木は桜です。自然のことで仕方ないのですが、これで桜が満開だったらといつも思います。
展望台の下に降りて来ました。
不動堂の前から、間近に花絵を観察。パンジーを使って、見事に表現されています。
展望台へと続く合格門。
その右手に見えるのは弘法大師像です。空海さんの前にはお砂踏みも設置されていました。
骨組みが露わになっています。
今から講堂の落慶が待ち遠しいですね。
いつ出来るんですか?と聞くと、意外にも来年度にはもう竣工しているようです。