伏見稲荷大社に隣接した場所に東丸神社はあります。
東丸(あずままろ)神社と読みます。
東丸神社。
伏見さんのお膝元に鎮座しています。
伏見稲荷大社の摂社かなと思いきや、伏見稲荷とは全く関係は無いようです。江戸時代における国学四大人の一人である荷田春満(又は東丸、かだのあずままろ)をご祭神とします。
青木大神の初詣!伏見稲荷大社二ノ峰
標高233mの稲荷山。 神奈備として名高い稲荷山に登って来ました。山全体が神様で、稲荷山七神蹟をはじめ数多くの神々を祀ります。当館の勝手口には、青木大神(あおきのおおかみ)様がいらっしゃいます。そのご縁もあり、毎年お正月にはお参りする習わし...
伏見稲荷の社家出身!荷田春満を祀る東丸神社
国学の四大人に列せられる荷田春満。
荷田春満の他には賀茂真淵や本居宣長、平田篤胤が名を連ねます。そうそうたるメンバーですね。
どうやら合格祈願の神社のようですね。
荷田春満という人は、とても頭の良いことで知られます。
享保の改革で有名な将軍・徳川吉宗からも大変慕われた人物であったと伝えられます。
境内にはたくさんの絵馬が掛けられていました。
学問の神様といえば菅原道真が有名ですが、ここ東丸神社に祭られている荷田春満も是非覚えておきたい学者さんです。
鳥居を仰ぎ見れば、確かにご利益がありそうな気がしてきます。
荷田春満は伏見稲荷大社の社家の出なんだそうです。
なるほど、それでこの場所に鎮座なさっているんですね。
東丸神社の境内。
狭い境内ではありますが、集客力のある伏見稲荷大社の入口近くに位置しているためか、多くの参拝客が訪れていました。