相撲の手数入りとは

手数入り(でずいり)とは、横綱の土俵入りのことを言います。

土俵入りのスタイルである雲竜型と不知火型の起源を探ると、それぞれがあべこべであったという新聞記事を目にしたことがあります。そこには現在の雲竜型が不知火型で、現在の不知火型が雲竜型であったと解説されていました。

相撲神社の力士像

手数入りの「でず」はわざを意味しています。

手数入りは塵手水(ちりちょうず)、三段がまえ、四股とから構成されます。

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土俵入りの型!剛の雲竜型に柔の不知火型

露払いと太刀持ちを従えて、館内の注目を一身に集める横綱の土俵入り。

中入り後の取組が始まる前の、大相撲の見所の一つでもあります。

相撲神社の力士像

相撲発祥の地と伝わる奈良県桜井市の相撲神社。

相撲の始祖・野見宿禰と当麻蹴速が、垂仁天皇の御前で取り組みを披露した場所です。

相撲神社の野見宿禰!桜井市穴師
山の辺の道のルートから少し外れた東の山の手に、野見宿禰を祀る相撲神社が鎮座しています。相撲の始祖と伝わる野見宿禰。その五輪塔が建つのは、伊勢街道沿いにある十二柱神社ですが、野見宿禰と当麻蹴速が天覧相撲を行った場所が穴師坐兵主神社の下手の相撲...

それにしても、雲竜型と不知火型のスタイルが元はあべこべだったとは意外です。個人的な感想ですが、剛の雲竜型に柔の不知火型という印象を抱いています。

東の横綱に西の横綱。

大鵬に柏戸、輪島に北の湖、貴乃花に曙。強い横綱が鎬を削った時代が懐かしいですね。

横綱の土俵入りのことを 「手数入り(でずいり)」 と表現します。相撲ファンのみならず、日本人として是非覚えておきたい言葉ですね。

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