大相撲のチケットが窓口販売前に完売したそうです。
稀勢の里の横綱昇進で、大相撲人気に火が付いているようですね。昨今ではネット購入が優先される大相撲のチケット販売。窓口に並んでチケットを入手するには、時間も労力も必要です。その点、ネットであれば気軽に購入することができます。
それにしても、窓口販売前に完売してしまうとは・・・。
フライングのようでもありますが、窓口販売が始まる2時間前からインターネットやコンビニで販売が始まります。窓口に並んで買うよりも一足先に、既に販売が始まっているのです。これでは致し方のないことですね。
収容人数1万1千人強の国技館が連日札止め
両国国技館の収容人数は11,000人強とされます。
前売りの販売枚数は明らかにされていませんが、チケットぴあによれば今回のような事態は初めてのようです。かつての若貴フィーバーを凌ぐ過熱ぶりなのかもしれませんね。
両国国技館。
以前までは、ネット販売より窓口販売の方が1時間早かったようです。ところが、前売り券目当てに交代で早くから並ぶ人が目立ち始め、様々な問題を引き起こしました。夏の炎天下で、長時間行列待ちに加わるのはかなりの体力を要します。諸問題と照らし合わせた結果、2016年1月の初場所から、ネット販売と窓口販売が同時となりました。
両国にある双葉山相撲道場(時津風部屋)。
さらにここから、転売目的で窓口に並ぶ購入者が出始めました。チケット販売サイトやネットオークションが賑わう世の中では、これもまた自然な流れだったのかもしれません。
窓口販売への集中軽減が計られ、同年夏場所からは窓口販売をネット販売より2時間遅らせることになりました。
これからはネット上でチケットを大量購入して転売するシロダフ(素人のダフ屋)の存在にも注意が必要ですね。
何はともあれ、当日券も各日数百枚が用意される予定です。
当日券に関しては、国技館の窓口販売のみとなります。
午前7時45分から販売開始となりますので、大相撲観戦を希望される方は国技館の窓口へ足を運びましょう!