イタリアはローマの郷土料理として有名なサルティンボッカ。
サルティンボッカのレシピをご案内致します。
サルティンボッカ。
サルティンボッカの塩加減!香り高いセージの葉
このお料理、塩の量には注意が必要です。
お肉に塩こしょうするんですが、食材に生ハムを使うことを考慮して、塩の量を控えめにしておきます。
塩加減は重要なポイントですね。
お肉は豚のヒレ肉を使ってみました。
本場のローマでは、牛もも肉を使う習慣があるそうですが、そのあたりはお好みでチョイスしてみて下さい。
ラップを少し水で濡らして、その間にお肉をはさんで叩きのばします。
コショウは肉の両面に、塩は片面だけに振っておきます。
セージの葉を片面にのせて、生ハムで巻きこみます。小麦粉をつけて余分な粉を払い落し、フライパンで焼きます。
次にサルティンボッカの焼き加減をご案内します。
焼き加減も大切なポイントですね。
焼き過ぎないこと、火を通しすぎてベトベトした食感になるのは避けたいところです。
さっと焼きつけたら、白ワインを入れてアルコール分を飛ばします。さらにブイヨンを投入して煮詰め、サルティンボッカに掛けるソースに仕上げていきます。
ソースにバターを入れても風味が増すでしょうね。
付け合わせ野菜に、パプリカとヤングリーフのドレッシング和えを添えてみました。
サルティンボッカという料理名ですが、イタリア語で Saltimbocca と書きます。「口の中に飛び込む」という意味を持つネーミングです。
簡単に作れてすぐに出せる料理、というのがサルティンボッカ命名の由来のようです。あるいは、口の中へ飛び込んでくるほど美味しいという言い伝えも残ります。
調理師の資格取得を目指している人には、是非とも覚えておいてほしい一品ですね。
ローマ名物のサルティンボッカ、実に美味しいお料理です。