もものすけ胡麻豆腐と正月料理

サラダ蕪のもものすけ。

「もものすけ」という名前の赤蕪を産直市場で購入し、胡麻豆腐の材料に当ててみました。

元々サラダでも食べることのできる蕪です。手で皮が剥ける点が注目されていますが、本吉野葛との相性もいいようです。

もものすけ胡麻豆腐

もものすけの胡麻クルミ豆腐。

ほのかにピンク色がかった胡麻豆腐に仕上がりました。滑らかな歯触りでとても美味しかったです。

今回使わせてもらった”もものすけ”は桜井市の山田産です。火を通すとすぐに柔らかくなるのが蕪の特徴です。次回は生のままサラダにして頂くのもいいですね。

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大和茶栗金団に青大豆の如意巻!もものすけの蕪蒸しも美味

今年のお正月も、年末からせっせとおせち作りに精を出しました。

甘い味付けで長持ちさせるのがおせちの特権ですが、なるべく淡白な味を心掛けてみました。

大和茶風味の栗きんとん

大和茶風味の栗きんとん。

サツマイモは安納芋を使いました。大和茶の茶葉を細かくパウダー状に粉砕し、生地に練り込みます。口の中に入れると、茶葉の香りがふわ~っと鼻に抜けます。

もものすけの蕪蒸し

もものすけの蕪蒸し。

綺麗なピンク色!

これはあくまでも自然の発色です。もちろん、着色料等一切使っていません。

もものすけの皮は使わずに、身だけを粗目の卸し金ですり下ろします。

巻き簾にとってしばらく置きます。滴り落ちて来たもものすけのエキスは、後で餡にして上から掛けます。おろし蕪と卵白を合わせたら、臭みを抜いた連子鯛の上に盛って蒸し器の中へ。蒸し上がったら出汁ベースのカブラ餡を掛けて供します。この際、味のアクセントになるのが生姜です。

伊達巻

伊達巻。

甘味料として、ヘルシー食材のきび糖を使いました。金時人参やブロッコリーで彩り、地元特産の大和なでしこ卵で包み込みます。

もものすけ胡麻クルミ豆腐

柚子味噌を掛け、白胡麻を散らします。

胡麻豆腐の中には皮も入っていますが、実に優しい舌触りです。

蕪の葉っぱには豊富なベータカロチンが含まれているようです。抗がん作用が期待される栄養素ですから、積極的に摂取したいところですね。次回はもものすけの葉も上手に使ってみようと思います。

焼き鯛

通称「チャリコ」の小型真鯛に踊り串を打ちます。

この後、尾びれ、胸びれ、背びれと塩を付けていくのですが、この作業がなかなか大変です。

青大豆の如意巻

青大豆の如意巻き。

海苔と錦糸卵で巻いた肉巻き料理です。ここ最近、お正月のおせち料理として作るようになりました。よくお客様から聞かれるのですが、簡単に如意巻の作り方をご案内しておきます。

如意巻の作り方

各種挽肉と蟹の身を伸ばし、両端に青大豆をスタンバイ。

上下から巻き込んでいきます。

如意巻の作り方

こんな感じ。

今回は真ん中に三つ葉を挟んでみました。

その三つ葉の上から、さらに挽肉を詰めて全体を丸く巻き込みます。ラップの両端をしっかり締め、さらにホイルを使って全体を包みます。蒸し器で火を通し、粗熱がとれたら冷蔵庫で保存しておきます。

如意巻と伊達巻

如意巻と伊達巻。

2019年度は改元の年です。

平成の代が終わり、新たな元号の元で出発するメモリアルイヤーですね。

鯛そうめん

鯛のあら炊き。

今年のゴールデンウイークは10連休になるようです。

旅行需要は高まりを見せることでしょう。サービス業に携わる私たちは気を引き締めて参ります!本年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

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