館内案内

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日月の火袋!中庭の丸雪見

中庭にアクセントを付ける雪見灯籠。「雪見灯籠」は大別すると、丸雪見と六角雪見に分かれます。六角雪見型灯籠は火袋が六角形なのに対し、丸雪見型燈籠は全体的に丸みを帯びたデザインです。その形状から、宿泊客に柔らかい印象を与えています。大正楼中庭の...
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中庭の濡鷺型燈籠

石燈籠にも様々な種類があります。利久型燈籠、野面灯籠・山灯籠、春日型燈籠などが知られますが、今回は特徴的な濡鷺型燈籠をご案内します。大正楼中庭の濡鷺型燈籠。濡鷺(ぬれさぎ)とは、霧雨の中に一本足で立つサギの姿を意味しています。蕨手を持たずに...
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平城繁雄の軍鶏の掛軸

客室の掛軸に軍鶏(しゃも)が描かれています。シャモの絵を得意とする日本画家・平城繁雄(ならしげお)画伯によって描かれたものです。平城繁雄の軍鶏。グッと鶏冠(とさか)を持ち上げ、一点を見つめる鋭い目!首の長さは軍鶏の特徴を表していますね。上か...
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扇流しの布張り襖!日本発祥の扇の歴史

客室の控え間に、扇流しの文様を描いた襖があります。流水紋に扇という日本の伝統的な文様です。結婚式の引出物としても「席札扇子」が人気ですが、末広がりの形状が縁起の良さを伺わせます。扇流し(おうぎながし)の文様。優雅な流水扇は、器物文様などにも...
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床天井の『麻の葉繋ぎ』客室意匠

客室の床天井(とこてんじょう)に、麻の葉文様が見られます。古来、日本の文様に使われてきた麻の葉。六角形を基本とした幾何学模様で、大正楼館内でも客室や欄間、応接間などに見られます。実際に目にしたことはないのですが、その形は大麻の葉に似ているよ...
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図面角竹でデザイン!客室の遊び

客室内の意匠をご案内致します。竹にも色々な種類があって、図面竹(ずめんたけ)という面白い竹があります。硫酸と硝酸を合わせた薬剤に砂などを混ぜ、独特の模様を付けたものを言います。竹の幹は丸いものだとばかり思っていましたが、四角い木枠をはめて四...
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香り高い沈丁花!中庭に開花

三大香木に名を連ねる沈丁花(じんちょうげ)。春分の日を前に咲き始めていました。雪見灯篭の前に咲く沈丁花。開花時期は3月から4月に掛けてと言われます。原産国は中国で、夏の梔子(くちなし)や秋の金木犀と共に三大香木の一つに数えられます。近づいた...
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春の訪れを感じる雛人形

桃の節句を控え、館内に雛人形を飾りました。毎年この時期になると、玄関や客室にお雛さんを飾り付けます。料理旅館大正楼の雛人形。ちょっと目立たない場所にいらっしゃいます。本来は雛壇の一番上に坐す ”お内裏様とお雛様” 。昔は本格的な雛祭りをお祝...
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石燈籠の格狭間

石燈籠の各部位にも名前があります。燈籠の本来の目的である灯りをともす火袋(ひぶくろ)はよく知られていますが、その他の部位に関しては知らない人も多いですよね。かく言う私も、初めて耳にする名前が幾つかありました。火袋の下の部分を中台と言います。...
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地震でボール落下!ボイラーの感震器

6月18日午前7時58分に発生した大阪北部地震。お客様をちょうどお見送りするタイミングで、かなりの揺れを感じました。発生直後は大した被害も無いと思われたのですが、ボイラーが作動しなくなりました。さっそくノーリツの担当者に電話してお越し頂くこ...
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