深海魚のメヒカリを唐揚げにしてみました。
いわき市の魚として知られるメヒカリですが、太平洋側の銚子~駿河湾~高知辺りでもよく食されているようです。
メヒカリの唐揚げ。
メヒカリは唐揚げの他にも、天ぷらや塩焼きなどの調理法がおすすめです。
神秘的!雌雄同体の目光(めひかり)
メヒカリはミステリアスな魚です。
傷みやすい魚であり、なかなか新鮮なメヒカリにお目にかかれることはありません。ところが、メヒカリの漁場周辺ではお刺身としても美味しく頂けるそうです。
目光(メヒカリ)。
青緑色に光る目が特徴で、頭の上の方に目が寄っています(笑) どこかアイアイを思わせる目をしています。暗い所で目を光らせるという点では、アイアイもメヒカリも同じですね。
メヒカリの旬は冬から春にかけて。
雌雄同体の魚であることが分かっています。
料理の手順ですが、まずメヒカリを背割にします。
中の内臓を取って、立て塩に10分ほど漬けます。水分を拭き取って、そのまま冷蔵庫でしばらく寝かせます。片栗粉を付けてカラッと揚げます。
身はカマスのように柔らかく、まったりとした脂が持ち味の魚です。
骨も柔らかいので、唐揚げにしてそのまま食すことができます。骨を気にせず食べられる魚ということで、人気も上がっていくのではないでしょうか。
メヒカリは干物にして食べると、さらに旨味が感じられるようになります。
高知の珍味に、メヒカリの丸干しがありますが、いつかは食してみたい味ですね。
大量に入荷したときなどは、開いて冷凍保存にしておくことをおすすめ致します。
保存性の高い魚でもありますので、いつでも食べたくなった時にお召し上がりになられてはいかがでしょうか?
最後になりましたが、メヒカリは通称で標準和名をアオメエソと言います。
【メヒカリを通販で購入】