当館大正楼の中庭にもきれいな紫陽花が咲いています。
雨上がりの紫陽花。
初夏の空気が中庭を包み込みます。
紫陽花の花は、色々な”色”を楽しむことができます。まさしく七変化・・・。花言葉の「移り気」が納得できますよね。
今年の夏はもう既に、壷阪寺、おふさ観音、船宿寺、円成寺、法華寺で紫陽花の花を観賞させて頂きました。
中庭のでんでん虫と紫陽花
雨上がりの中庭は風情があります。 体いっぱいに水分を補給した植物たちが生き生きとし、木の幹に目をやるとカタツムリが這っていました。毎年梅雨に見られる光景ですが、命の営みを感じる季節でもあります。 大正楼中庭のカタツムリ。 「円(つぶ)らな笠...
日本の夏を演出する紫陽花
大正楼中庭に渡された回廊と白い紫陽花。
梅雨入りしてから関西地方は雨が降らないですね(笑)
関東方面では例年の倍以上降っているようですが・・・恵みの雨と言いますから、これからに期待したいところです。
田んぼに水が引かれ田植えが始まって、蛙の鳴き声が響き渡る・・・蚊やゴキブリも活動を始め、いよいよ本格的な夏へと向かっていきます。
日本の夏。
どこかのCMのキャッチコピーを思い出しますが、日本の夏には独特な空気が感じられます。
夏祭り、藪入り、お盆・・・暑中見舞いにお中元。
上半期、下半期という節目がありますが、6月は上半期の締めに当たります。
夏のボーナスが出る少し前・・・紫陽花はそんな季節に見頃を迎えます。
大神神社ではささゆりが参拝者を出迎え、6月30日の夏越しの大祓を控える時期。
上半期の穢れを祓って、気分も新たに下半期へと向かいたいですね。