法華寺に開花する花

初夏の法華寺。
本尊特別開扉中の法華寺を訪れました。

法華寺本堂と花

法華寺の本堂。

本堂の中には、光明皇后をモデルにしたと伝えられる国宝十一面観音立像が安置されています。
安土桃山時代の鎌倉風建築が見事ですね。
法華寺の十一面観音は仏像ファンの間でも高い人気を誇ります。

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十一面観音と花の美

蓮の葉をモチーフにした光背、長い髪の毛と官能的な唇、様々な境遇の人を救うために長く伸びた手、蓮池をゆっくりと歩み渡ろうとするかのように上を向いた右足の親指・・・どれも法華寺十一面観音を象徴する、個性的な造形美です。

法華寺華楽園の紫陽花

法華寺の華楽園に咲いていた紫陽花。

天平のサウナと呼ばれる浴室(からふろ)の東に広がる庭園~華楽園には実に様々な種類の花が咲いています。

本坊庭園のカキツバタも綺麗でしたが、こちらの花々も見応えがあります。

法華寺をシンボライズする蓮池も配されていて、まるでご本尊の十一面観音様にでもなったかのような錯覚に陥ります(笑)
大きな蓮の葉が池の水面を埋め尽くします。
その間に石橋が渡されていて、向こう岸へ渡るという心憎い演出もあります。

法華寺に開花する花

初夏の法華寺もいいものですね。

帰りの駐車場の脇では、髪をおろされた尼さんが参拝客と立ち話をされていました。
ここは尼寺なんだな・・・と実感いたしました。

総国分寺の東大寺に対する、総国分尼寺の法華寺。

西には広大な敷地の平城宮跡が広がります。
初夏を彩る法華寺の花と出会えた心温まる一日・・・光明皇后のお慈悲に感謝ですね。