やはりインパクトがあります。
真っ赤な「飛鳥椅子」。観光地へ行くと、度々見かけるようになった記念撮影用のロゴタイプ。どこへ行ったかすぐ思い出せますよね。つい先日、近鉄飛鳥駅前で見た椅子です。ここまで移動してきたのでしょうか?それとも、各所に配置されているのかもしれません。
インスタ映えする飛鳥椅子。
「飛鳥」という字体そのものがアーティスティックです。わざわざ図案化されたロゴマークを作らなくても、文字で表現することが出来ます。飛鳥の底力を感じますね。
玄武と青龍の豆皿!キトラ古墳公園のランデブーポイント
全国広しと言えども、四神壁画が残るのは高松塚古墳とキトラ古墳のみです。
壁画ですから劣化も致し方ないのですが、その筆致がくっきり残るキトラ古墳の白虎は人気です。その反面、東の青龍はおぼろげです。はっきりしない青龍を手元に置くため、豆皿を購入しました。今回は玄武と青龍を買い求め、晴れて四神コンプリートを果たしました。
飛鳥椅子の座面と背もたれ。
角度を変えれば、実用性のある椅子だと分かります。
四神の豆皿(玄武)。
玄武は北の方角を守護する霊獣です。漆黒の闇に躍動する亀と蛇を手にします。ウォーキングルートの向こうに見えているのが「四神の館」ですね。
館内展示中の古墳の墳形。
一番手前に二段築成の方墳が案内されています。その向こうが円墳で、キトラ古墳などは円墳に分類されます。
キトラの田んぼで栽培中の神丹穂(かんにほ)。
古代の稲穂が風に揺れていました。
四神の館前はランデブーポイントになっているようです。
田原本町の唐古鍵遺跡史跡公園にもありました。ここはドクターヘリが離着陸できるほど、広大な土地を有します。
玄武と青龍。
豆皿になると、心もとない青龍も判然としました。作家の藤白小鈴さんによれば、最初は青い釉薬を使っておられたようですが、工夫を重ねて緑色に寄せました。この方が品があっていいと思います。
四神の館の前庭。
今日は水が張られていませんね。
漢字はアート。
外国人観光客に気付かせてもらった新たな価値ではないでしょうか。
土産物売場では漢字入りのTシャツが人気です。日本人なら恥ずかしくて着られませんが、意味を理解していない外国人ならOKです。それでいいのです。
ご自身が住まう地名。
どんな地名であっても、ロゴタイプにすれば新たな一面を見せてくれることでしょう。コロナ期に模索した“再編集”がそこにはあるような気がします。身近な材料を上手に使い、新たな価値を生み出していくブリコラージュ。
標準的な椅子もあります。
夏の暑さが残る内は遠慮しておきますが、春や秋には気持ち良く過ごせることでしょう。
ウォーキングコースの脇に駐輪場がありました。
明日香村はサイクリングが人気です。村域一帯が日本の原風景を残す観光地ゆえ、ただ自転車で巡るだけで最高のアクティビティが味わえます。
石舞台古墳に代表される上円下方墳。
四神の館内に展示されるLaQ四神。
日本製ブロックのLaQを使って作られています。以前に近鉄越部駅の近くを歩いていて、LaQの工場と思しき建物を見ました。ひょっとすると、そこから運ばれてきたのかもしれません。知育ブロック玩具のラキュー、この機会に是非覚えておきましょう。
黒光りする豆皿も素敵です。
四神コンプリートの豆皿。
稲渕地区では、そろそろ案山子もお目見えしているようです。
畦道に開花するヒガンバナの季節ですね。今年は猛暑に喘ぎましたが、確実に季節は巡ります。