大神神社の拝殿奥にある三ツ鳥居。
鳥居が3つ連なった独特の形をしています。
「古来一社之神秘也」と言われる三ツ鳥居(三輪鳥居)の謎は深まるばかり・・・
大神神社の三ツ鳥居。
明神型の鳥居が横に3つ並び建ちます。拝殿奥の本家・三ツ鳥居は重要文化財に指定されており、写真撮影等は禁止されています。その一方で、摂社・桧原神社の三ツ鳥居は撮影が許可されているようです。
数字の3が持つ安定感
3という数字は縁起が良いとされますよね。
3つ揃って初めて物事が安定するというか、一つの区切りにもなっているような気が致します。
プロ野球の名選手にも背番号3は多いし、親子は父母子の3人で成立します。
会席料理のお造りも3切れ並べることが多いし、ジャンケンもグー、チョキ、パーの3つで成立しています。
色の三原色も赤、黄、青で信号にも採用されていますよね。
大神神社二ノ鳥居前にある「幽玄」の文字。
三輪山そのものを崇める大神神社。
文字通り、三ツ鳥居の背後には幽玄なる世界が広がっています。
茅の輪神事の茅の輪も3つですね。
やっぱり3つあると、どこかこう・・・安定感がもたらされます。
三ツ鳥居と結び付けるのは強引なような気も致しますが、3という数字を改めて考える機会にもなりました。