果汁が多く、香りの強い「ふじ」。
甘味と酸味のバランスが絶妙な品種です。
ふじは「国光」と「デリシャス」を交配し、育成された品種です。品種登録は1962年と言いますから、結構な歴史を持つリンゴですね。
リンゴふじのアップルボート。
リーフカット(木の葉型にカッティングする飾り切り)から、少しひねりを加えてみました。桑の実の砂糖漬けとキーウィを添えて供します。
貯蔵性抜群!生産量の多いりんご
ふじは世界一生産量の多い林檎とされます。
貯蔵性も抜群で、低温庫で保存すれば半年以上その品質が保たれます。
リンゴは健康食材ですからね。
毎日少しずつ摂取しておきたいところです。
金柑を煮込んだ蜜を上から回し掛けます。
毎年季節になれば、金柑の蜜煮を作ります。デザートに黄色い金柑を添えれば、それだけでお皿が引き立ちます。金柑を消費した後も、その甘い蜜が保存瓶に残っています。こういう利用の仕方もいいですね。
ふじの芯の周りには、美味しそうな蜜がよく見られます。
蜜があると嬉しいのですが、その反面傷みやすいので保存には注意が必要です。
概ねリンゴの旬は10月~11月とされます。春先から初夏に出回るリンゴは貯蔵もので、指ではじいてカンカン澄んだ音がすれば良品です。
ふじと同じ赤系には、ジョナゴールドや紅玉があります。火入れするデザートなどによく使われる紅玉は小ぶりで酸味が強いですね。生食よりは加工に向いていると言えるでしょう。