9月半ばに催された大神神社結婚式の披露宴。
プロの司会者にカメラマン、さらには綺麗な卓上装花を添えてお二人の門出を祝います。
挙式前に新郎様から「慶祝ラベル」のリクエストを頂き、お祝いバージョンのビールを発注して来たる吉日に備えました。
大神神社披露宴会場の料理旅館大正楼。
今回は近くの花屋さんからも高砂装花が届けられました。このタイプの装花を見るのは初めてです。大振りではありませんが、卓上を立体的に飾っていました。
キリン一番搾り慶祝ラベル&森岡祥章果樹園のブドウ
乾杯のビールは慶祝ラベルで!
やはり様になりますね。「祝」の文字がビール瓶の肩に掛かり、お祝いムードを盛り上げます。
キリン一番搾りの慶祝ラベル。
1ケース20本入りの慶祝ラベルを今西酒造さんに届けて頂きました。PRIME BREW, Celebration Day などの文字が躍ります。
当館では鏡開きの酒樽を開いて、枡酒で乾杯!というパターンが多いのですが、たまには慶祝ラベルもいいものですね。新たな様式を学ばせて頂きました。
会場手前には、幸せなお二人の写真が飾られます。
今回はウェルカムボードのような役目を果たしていました。
高砂席の横には、開宴を前に司会者がスタンバイなさっています。いつもながらに、心地良い緊張感が会場を包み込みます。
森岡祥章果樹園のピオーネ。
披露宴を前に、山の辺の道近くで観光果樹園を経営なさっている森岡さんから葡萄が届けられました。たわわに実ったピオーネ、シャインマスカット、ゴルビーはどれも最高に美味しかったです。
それにしても美味しそうなピオーネ!
「黒い真珠」とも呼ばれる品種で、見るからにアントシアニンが豊富に含まれていそうですね。
こちらはゴルビー。
以前にまほろばキッチンで購入したゴルビーです。
今回はデザートの一品として「芋茎と葡萄のコンポート」をお出ししました。作業を進める上で、種無しブドウは助かりました。ゴルビーは大変糖度の高い葡萄で、その名前は旧ソ連のゴルバチョフ氏に由来するようです。
刀根早生の胡桃白和え。
早生柿の逸品である「刀根早生」は奈良県が誇る柿の品種です。
ツルムラサキ、無花果、占地、エノキ茸等々と共に白和えにしています。実は柿に関しても、森岡祥章観光果樹園さんの柿を使う予定だったのですが、今年は色付きがイマイチだったようで他所から仕入れることになりました。
新郎新婦、並びに両家ご親族を祝う記念のラベルです。
一番搾りの ”雫デザイン” がいいですね。
シャインマスカット。
スマートな円筒形の葡萄です。
最大の特徴は皮ごと食べることができます。
やっぱり葡萄は皮が旨い、そう思わせてくれる品種です。何も葡萄に限らずあらゆる食材に言えることなのかもしれませんが、皮と身の間が一番美味しいのです。これは一つの真理なのかもしれません。さらに美味しいだけではなく、栄養価も高いと言えるでしょう。
芋茎と葡萄のコンポート。
芋茎のアクを抜き、葡萄と合わせています。白ワインをベースに煮出し、葡萄の持つ滋味を引き出しました。
新郎新婦様のご到着を待ち受けます。
当館には有線マイクが2本ございます。今回は地元の司会者に依頼し、ちょっとした音響操作もお願いしました。お一人で複数の役をこなして頂き、大変有難かったです。
丸々としたゴルビー。
甘味の強い葡萄です。
それにしてもなぜ、ソビエト連邦の元大統領の名前に由来しているのでしょうか(笑)そういえば、ゴルバチョフさんは赤ら顔だったのかなと思い返します。
それぞれに特徴のある葡萄をお届け頂いた森岡様に、この場をお借り致しましてお礼申し上げます。この度は誠にありがとうございました。
新郎新婦様、並びにご親族の皆様方、どうぞ末永くお幸せに(^^♪