淡い色のスイートピーが会食会場を彩ります。
3月半ばに行われた大神神社の結婚式。新郎新婦のお二人にご注文頂いていたスイートピーの装花が届きました。ピンクと白のスイートピーを中心に、艶やかな演出となりました!
スイートピーの高砂装花。
スイートピーはマメ科の植物らしく、香豌豆(かおりえんどう)、麝香豌豆(じゃこうえんどう)とも呼びます。英語で書けば、sweetpea ですから納得ですね。
門出を祝福する花!蝶のように舞うスイートピー
スイートピーの花言葉は「門出」です。
春に咲くスイートピーは、新生活を迎える今の時期にピッタリですね。花びらの形もまるで蝶が舞っているようで、旅立ちや門出を連想させます。
ミニ酒樽もスタンバイ。
本格的な”四斗樽鏡開き”以外にも、こういう可愛らしい選択肢も用意されています。
春のデザートの定番、あすかルビーの豆乳パンナコッタです。
苺は1月から5月にかけて出回るから”イチゴ”。よく言われますが、なかなか面白い語呂合わせです。最近は新品種の古都華(ことか)の勢いに押されがちですが、あすかルビーの食味の良さには定評があります。
ひらひらと卓上で舞っています。
私たちの世代は、どうしても松田聖子の「赤いスイートピー」を思い出します。リリースされたのは1月21日ですが、春先にヒットしていた記憶があります。
スイートピーはイタリアのシチリア島が原産です。
マメ科レンリソウ属に分類され、麝香連理草(じゃこうれんりそう)の別名も持ちます。連理の枝、比翼連理など仲睦まじい様子を表す言葉があり、婚礼にも向いている花だなと思います。
受付台には猫夫婦のお出迎え。
これらのブライダルグッズは、新郎新婦様お二方がご準備なさいました。
祝雷(しゅくらい)の胡麻酢和え。
山菜の胡麻酢和えを作る予定で産直市場に出向き、タイミング良く祝雷を購入することが出来ました。
鮑(あわび)の酒蒸し 肝餡掛け。
鮑の肝には、コク出しで自家製マヨネーズも使ってみました。
こちらは招き猫ちゃんですね。
色んな小物があって、見ていて楽しかったです。
春は「張る」と申します。
新しい命が地中から蠢き出す季節。ぷっくりとした植物の芽は、はち切れんばかりに”張って”います。寒い冬はエネルギーを増殖するので、冬は”増ゆ””殖ゆ”に通じます。貯め込まれたパワーを解き放つ、待ち遠しい季節の到来です。
桜の図柄の中には、「寿」と書かれているのでしょう。
ここは「言祝ぐ(ことほぐ)」場です。心を込めた感謝の言葉が飛び交います。
いいですね~、スイートピー。
華やかで”動き”の感じられる花です。
決してダイナミックではなく、柔らかな曲線美が感じられます。
新郎新婦様、並びにご親族の皆様方、この度はご結婚おめでとうございました。どうぞ末永くお幸せに(^^♪