伊勢海老会席料理プランをご案内します。
資源保護のため、禁漁期間が設けられている伊勢海老ではありますが、そんな貴重な伊勢海老を会席料理の中に3品織り交ぜてご提供します。
伊勢海老の舟盛り。
鮪やブリ、イクラなども盛り込みます。
伊勢海老以外の魚介類に関しては、当日の仕入れ状況により種類が異なります。
プリプリした身の伊勢海老!
ご宿泊当日の朝に仕入れた、ピチピチの活け伊勢海老をお造りにしておもてなし致します。
禁漁期と大きさの制限がある伊勢海老
祝膳や正月食材として欠かせない伊勢海老。
限られた資源を確保するために、県ごとに禁漁期(産卵期の6~8月頃)が定められており、漁獲する伊勢海老の大きさにも制限が設けられています。おおむね13~15cmぐらいの大きさの伊勢海老は漁獲禁止とされています。
お造りにする伊勢海老は必ず生きたものを使います。
これで、1尾2,500円ぐらいの仕入れ値でしょうか。さすがに値の張る高級食材です。
伊勢海老のグラタン。
伊勢海老の殻の中に身を戻し入れ、肉や玉ねぎ、カボチャなどの味をまとわせた和風ソースを絡ませます。にんにくと大葉をみじん切りにし、パン粉と一緒に具材の上に振りかけ、最後にチーズをたっぷりのせてオーブンで焼き上げます。
やっぱり迫力がありますね。
伊勢海老の堅い殻は甲冑を連想させます。
伊勢海老を殻付きのまま煮た料理を具足煮と呼ぶことからも、勇ましいイメージを呼び起こす食材と言えるのではないでしょうか。
伊勢海老のサラダ。
伊勢海老の身の上にマヨネーズを塗り、細かく切ったゆで卵をミモザサラダ風に散らします。
尾っぽをピチピチ跳ね飛ばしながら、元気よく暴れ回る活けの伊勢海老。
しばらく暴れ回った後、バットの上で静かにどこかを凝視しています(笑)
伊勢海老の旬は、産卵期の終わる秋から冬にかけてと言われます。
生命力が強いため、生け簀の中でストックしておいても身が痩せにくいことで知られます。旬があるとは言うものの、一年中比較的安定して出回る食材でもあります。
出刃包丁を手に処理していくわけですが、まずは胴体の付け根に包丁の先を入れて、胴体と尾をグルッと回しながら頭部と切り離します。
頭から切り離すことによって、元気だった伊勢海老も少しは大人しくなります(笑)あとは、ゆっくりと落ち着きながら作業を進めていきます。
鶏肉の酒粕パイン漬け。
パイナップルの酵素の力によって、驚くほど鶏肉が柔らかく仕上がります。
大神神社は酒の神様でもありますので、当館でも酒粕を使った料理を色々工夫してお出ししております。
伊勢海老の他にも鯛、鰹、イクラを盛り込み、唐草大根と人参のわさび台で彩りを調整します。
伊勢海老会席料理プランのお申し込み受付は、ご宿泊予定日の3日前までとさせて頂きます。皆様からのご予約を心よりお待ち申し上げております。