お彼岸を間近に控え、秋の深まりを感じる今日この頃。
黄金色が映えるインカのめざめという品種のじゃがいもが入荷しました。特徴のある色を活かして巻物料理を作ってみようと思い立ちました。
中に入れる具材は、三輪そうめん、人参、インゲン豆、チーズ、インカのめざめ。揚げた三輪そうめんの上に豚肉巻きをのせ、オーロラマスタードソースを散らします。
蛙の卵風マスタードソース
粒々の残ったマスタードソースを、自家製マヨネーズをベースにしたオーロラソースと合わせます。蛙の卵を思わせるこのマスタードソース、見た目もなかなか面白くて使えそうです。先日、インテックス大阪で催された食の見本市会場で見つけた代物です(笑)
石舞台古墳周辺には既にヒガンバナが咲いていましたが、当館の中庭でも徐々に咲き始めています。
大正楼中庭のヒガンバナ。
田んぼの畦に咲く花として知られる彼岸花。仏花としてのイメージが強いですが、その艶やかさには独特のものがあります。赤いヒガンバナのみならず、白や黄色のヒガンバナも見られるようになりました。
秋は里芋のおいしい季節でもあります。
ぬめりのある食材だけに、中まで味を入れるのが難しいとされていますが、旬の里芋ほどおいしいものはありません。食卓にもどんどん登場することを願っています(笑) 当館においても、里芋の含め煮や揚げ出しは定番料理となっています。
食欲の秋を迎えるに当たり、あれやこれやと頭を巡らせる毎日が続きそうです。