自転車で奈良県内を周遊することができたらいいだろうなぁ。
そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
お目当ての観光スポットが散在していて、なかなか思うように見て回ることの出来ない奈良県。解決策の一つとして自転車を利用することはかねてから検討されてきました。
明日香村といえば、レンタサイクル。
すごい数の自転車ですね。
明日香村散策には欠かせない必須アイテムとなっています。
駐輪場の収納スペースの確保のためでしょうか、あるいは動きやすさを追求した結果でしょうか、自転車のカゴが極端に小さく設計されています。
レンタサイクルで楽しむ明日香村観光
スーパーへ買い物に出掛けるわけではありませんから、コンパクトサイズの籠でOKなんだと思います。全国各地の観光地のレンタサイクルを見たわけではないのですが、どこもこんな感じなのでしょうか(笑)
赤い彼岸花が主流ですが、白や黄色の彼岸花も存在します。稲渕の棚田まで足を伸ばすと、黄色い彼岸花にも出会えます。稲渕地区の方にお伺いしたんですが、黄色い彼岸花は、実は”彼岸花”ではないようです。形のよく似た別の種類の花なんですね。
石舞台古墳や橘寺の周辺には、赤い彼岸花が田圃の畔に咲いています。
天上に咲く赤い花。
彼岸花の別名である曼殊沙華・・・ホント、この世のものとは思えない奇怪な姿をしています。真っすぐに伸びた茎の上に花が咲きます。葉っぱが見られないのが特徴的です。
稲穂の実る田圃の畔に、真っ赤な曼殊沙華(ヒガンバナ)が咲いています。
開花状況はその年によって多少の差はありますが、概ね9月下旬から10月上旬にかけて見ごろを迎えます。
生垣越しに石舞台古墳が見えます。
石舞台古墳の横を通る道路沿いに生垣が設けられているんですが、なぜかポッカリと穴が開いていました(笑)
どうぞ石舞台古墳をご覧ください、と言わんばかりに・・・
ちょうど3年前に、石舞台古墳横のあすか風舞台に於いて「蘇我馬子」が演じられました。
石舞台古墳は蘇我馬子の墓ではないかと伝えられます。蘇我馬子もお彼岸シーズンに咲く美しい彼岸花を愛でておられたのでしょうか。同じ風景を見ていたかもしれない蘇我馬子、そう考えると歴史のロマンにひきずられていく自分を感じます。
妖しいまでの美しさを解き放ちます。
奈良県高市郡明日香村は彼岸花の聖地ですね。
萩の花も咲いていました。
万葉集の中にも数多く詠まれている萩。
古来、日本人が愛してやまない楚々とした美しさが感じられます。
夕暮れ時に撮影~白と赤の彼岸花。
紅白の彼岸花もいいですよね。
秋の飛鳥観光には、美しい彼岸花があなたを待っています。
レンタサイクルを借りて、壺阪寺辺りまで走ってみるのもいいですね。フットワークを考慮するなら、断然レンタサイクルがおすすめです。カゴが小さいですから、ハンドルを取られる心配もありません。あっちもこっちもと欲張って、周遊観光を満喫しましょう。