奈良観光

鹿角の菊座

奈良公園の鹿を観察していると、雄鹿の頭部に白く丸いものを見つけます。 鹿の角切りの後によく見られる菊座(きくざ)という部分ですね。 雄鹿の菊座。 鹿の角切りは、毎年10月に鹿苑において催されます。行事内で切られる角はごくわずかですが、鹿愛護...
日本語の意味

シテとアドの語源

能や狂言の世界には「シテ」と「アド」が存在します。 シテは「仕手・為手」と書き、能または狂言の主役を意味しています。中入(なかいり)のある場合は、前場の主役を「前ジテ」、後場の主役を「後(のち)ジテ」と表現します。その一方で、シテに対する脇...
古事記 日本書紀 万葉集

大神教本院の三柱鳥居

大神教本院の三柱鳥居をご案内します。 三柱(みはしら)鳥居は笠木が井桁状に組まれ、三方向から拝むことのできる鳥居です。特異な格好をした鳥居で、太秦の蚕ノ社にある三柱鳥居がよく知られています。 東京都墨田区向島の三囲(みめぐり)神社にもあるよ...
京都観光

太秦のパワースポット!蚕ノ社の三柱鳥居

不思議な三本足の鳥居。 世にも奇妙な鳥居が京福電鉄嵐山線の蚕ノ社にあります。 広隆寺の鐘を見学した後、新霊宝殿に収められた国宝・重要文化財の仏像群を鑑賞し、今回の旅の目的である蚕の社へ向かいます。広隆寺から蚕ノ社へ徒歩でアクセスしたのですが...
奈良観光

慶運寺裏古墳を見学

桜井市箸中にある慶運寺裏古墳を見学して参りました。 場所はホケノ山古墳のすぐ近くです。 箸墓古墳の後円部から檜原神社方向に取り、かまぼこ型踏切を越えて国津神社を左手に見ながら東進します。しばらくすると、ホケノ山古墳の案内板が見えてきます。そ...
奈良観光

龍田大社の両部鳥居

鳥居の種類にも色々ありますが、両部鳥居は一際目を引きます。 両部鳥居とは、柱の前後に控柱(ひかえばしら)を設け、本柱と控柱との間に貫を付けたものを言います。両部鳥居は、真言宗の両部神道に由来するもののようです。 龍田大社の両部鳥居。 生駒郡...
奈良の仏像ガイド

喜光寺南大門の金剛力士像

行基創建の喜光寺。 古来、喜光寺周辺は菅(すげ)の茂る原野だったと伝わります。 この地に住んだ土師氏は、「菅原の里」と呼ばれた地名にちなんで菅原姓に改称したそうです。お寺の名前も、当初は菅原寺と呼ばれていました。 喜光寺南大門。 まだ真新し...
奈良観光

箸墓古墳見学!待望の立ち入り調査

卑弥呼の墓ではないかと伝わる箸墓古墳。 その立ち入り調査が話題になり出してから、当日の何時頃から調査が始まるんだろうかとぼんやり考えていました。平成25年(2013年)2月20日の現地調査の朝、午前10時ぐらいだったでしょうか。 仕事部屋に...
奈良観光

山の辺の道の蓮の花!夏の新名所

意外と知られていませんが、山の辺の道にも蓮の花が咲きます。 場所は大神神社から貴船神社を過ぎ、右手上方に八大竜王弁財天を望むエリアです。蓮池と言うよりは蓮田(はすだ)といった雰囲気です。相変わらずの猛暑日でしたが、ハスの花が元気に開花してい...
大神神社

大神神社の鳥居!五角形の笠木

大神神社の三ツ鳥居はつとに有名ですが、その他の鳥居にも注目してみました。 鳥居は神明系と明神系の2種類に大別されますが、大神神社の各鳥居は明神系に属します。質素で直線的な神明系に対し、装飾性に富んだ鳥居です。 夫婦岩の鳥居。 二本の立柱の上...
スポンサーリンク