日本語の意味

まめびとの意味

古語の世界に「まめびと」という言葉があります。現代にも通じる意味合いで、真面目な人や実直な人を言い表していたようです。本気になることを「まめだつ」、まともな手紙のことを「まめぶみ」などと表現します。古語辞典の中には全く意味不明な言葉もありま...
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舟底天井の客室

客室の一つに舟底天井が見られます。天井の中央が高く、両端へ流れる構造の粋な天井です。勾配天井の一種ですが、屋形天井(拝み天井)ほど急ではなく、緩やかな傾斜が特徴です。両流れの屋根構造には、どんな意味が込められているのでしょうか。大正楼客室の...
奈良観光

善福寺の忠兵衛供養碑@橿原市新口町

罪を犯して駆け落ちしたお話。亀屋忠兵衛と遊女梅川の”世話物”は、今も三輪から橿原市内にかけてそのゆかりの地を残します。近松門左衛門の浄瑠璃『冥途の飛脚』で有名な新口村の段。近鉄新ノ口(にのくち)駅から徒歩3分ほどの場所に、忠兵衛の供養碑があ...
奈良観光

矢田坐久志玉比古神社の楼門プロペラ&天磐船石

航空祖神を祀る神社。大和郡山市矢田町にある矢田坐久志玉比古(やたにいます くしたまひこ)神社には、饒速日命(にぎはやひのみこと)が祀られています。天孫降臨の際、天磐船から三本の矢を射て、その落ちた所を宮居にしたという伝説が伝わります。久志玉...
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日月の火袋!中庭の丸雪見

中庭にアクセントを付ける雪見灯籠。「雪見灯籠」は大別すると、丸雪見と六角雪見に分かれます。六角雪見型灯籠は火袋が六角形なのに対し、丸雪見型燈籠は全体的に丸みを帯びたデザインです。その形状から、宿泊客に柔らかい印象を与えています。大正楼中庭の...
奈良観光

ならまち遊歩と昼間散策

ならまち周辺を提灯が彩るイベント。『ならまち遊歩』の期間中、参加店での特別サービスやナイトツアーが実施されています。奈良国立博物館へ向かう途中に立ち寄って来ました。ならまち遊歩の猿沢池会場。興福寺五重塔を背景に、猿沢池には赤提灯が掲げられて...
奈良の仏像ガイド

法徳寺の仏像『五髻文殊』

奈良国立博物館で開催中の『法徳寺の仏像』展へ行って来ました。奈良町にある法徳寺にはお参りしたことがなかったのですが、貴重な仏像を多数所有するお寺のようです。特に印象に残ったのが、五つの髻(もとどり)を頭上に戴く五髻文殊(ごけいもんじゅ)です...
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中庭の濡鷺型燈籠

石燈籠にも様々な種類があります。利久型燈籠、野面灯籠・山灯籠、春日型燈籠などが知られますが、今回は特徴的な濡鷺型燈籠をご案内します。大正楼中庭の濡鷺型燈籠。濡鷺(ぬれさぎ)とは、霧雨の中に一本足で立つサギの姿を意味しています。蕨手を持たずに...
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平城繁雄の軍鶏の掛軸

客室の掛軸に軍鶏(しゃも)が描かれています。シャモの絵を得意とする日本画家・平城繁雄(ならしげお)画伯によって描かれたものです。平城繁雄の軍鶏。グッと鶏冠(とさか)を持ち上げ、一点を見つめる鋭い目!首の長さは軍鶏の特徴を表していますね。上か...
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扇流しの布張り襖!日本発祥の扇の歴史

客室の控え間に、扇流しの文様を描いた襖があります。流水紋に扇という日本の伝統的な文様です。結婚式の引出物としても「席札扇子」が人気ですが、末広がりの形状が縁起の良さを伺わせます。扇流し(おうぎながし)の文様。優雅な流水扇は、器物文様などにも...
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