いちごの宝石とも呼ばれる奈良特産品のあすかルビー。
水落遺跡の傍にある農産物直売所のあすか夢の楽市で、あすかルビーを丸ごと一個包み込んだおはぎを購入してみました。期間限定の贅沢な逸品です。
里芋入りご飯でくるんだおはぎの名前は、「ルビーおはぎ」。
甘いおはぎの中でイチゴの酸味がはじけます。
里芋のガラクタンも摂取できる和菓子
思ったよりもジューシーな味わいで、あっさりと頂くことができました。
お値段は2個入りで300円。1個150円の計算になります。
パック入りで販売されています。
あすか夢の楽市さんにはいつもお世話になっています。
古代米の黒米、赤米、緑米などはいつも夢の楽市さんで購入しています。このお店ならではの商品もいくつかあって、贔屓にさせてもらっています。土竜芋なんていう、他では見られない山芋なども仕入れることができます。
寒風吹きすさぶ日だったこともあり、お店の前の駐車場の車の中で頂くことにします。
取り出してみると、こんな感じです。
割と小振りで食べやすいサイズに作られています。
甘樫坐神社まで徒歩で往復したこともあり、すっかり体は冷え切っていました。そんな体に有り難い甘い和菓子。期待に胸を膨らませて、ルビーおはぎにかぶり付きます。
一口目からイチゴの爽やかな香りが広がります。
スタンダードなイチゴ大福もあまり食べたことはないんですが、なるほどこれは美味しいですね。甘いお菓子に酸味が加わることによって、お互いの相乗効果があるようです。洋菓子で言うところの、”チョコレートに柑橘類”にも匹敵するバランスの良さを感じます。
餡の中には里芋入りご飯。
ねっとりとした里芋の食感が見事にマッチしています。
余談にはなりますが、ルビーおはぎは里芋に含まれる栄養素のガラクタンをも吸収できるデザートですね。里芋ならではの、あの粘り成分を思い出してみて下さい。里芋には脳細胞を活性化させるガラクタンという栄養素が含まれています。
甘い物を食べるという罪悪感の中にも、一縷の希望の光が(笑)
甘樫坐神社の境内にある立石。
見るからにパワーストーンの雰囲気が漂います。
神明裁判の盟神探湯が、今でもこの立石の前で行われています。古代の裁判がこの地で行われていたことを思うと、それだけでどこか神聖な気持ちになります。
あすか夢の楽市から甘樫坐神社まで、徒歩でおよそ7~8分ぐらいでしょう。アクセスの途中には、レンタサイクルステーションや甘樫丘休憩所などがあります。豊浦寺跡もすぐ近くです。
当館にご宿泊頂くお客様の中には、飛鳥観光が目的という方も数多くいらっしゃいます。
ルビーおはぎを試食してみて、これはオススメしてみてもよいのではないかと思った次第です。期間限定商品ではありますが、飛鳥観光のお供にルビーおはぎはいかがでしょうか。