胡内さんという苗字!極楽寺周辺

安堵町の極楽寺周辺を歩いていて気付きました。

胡内(こうち)さんという名前の表札が妙に多いのです。

奈良県内ではこういう光景によく出くわします。

桜井市の箸墓古墳周辺にも的場姓が多いことに気付きます。以前に法事でお越し頂いた桜井市箸中の的場さんにお伺いしたのですが、的場姓が多いのは織田城の名残りで、弓を射る射的場がたくさんあったとのことでした。

極楽寺の広島大仏

極楽寺の広島大仏。

胡内姓は奈良県によく見られます。

関連姓は越智氏だということですが、愛媛県の伊予国越智郡が起源になっています。

広島大仏を祀る極楽寺@生駒郡安堵町
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胡内姓と越智姓の関係

越智と胡内、考えれば考えるほどその関係が気になりますね。

胡内の表札

極楽寺の近くで見つけた胡内姓の表札。

奈良の高取町に越智(おち)という地名があったのを思い出し、本棚の「奈良の地名由来辞典」を引っ張り出してみました。

以下、引用させて頂きます。

越智には能楽観世座の流れをくむ越智座があり、十郎元雅が父世阿弥元清に疎んぜられたことを恨み、京都を去って越智に隠棲したと伝える。越智・越(こし)は接続地名である。明日香からみると、越智はオチ、越はコシで、オチは遠い方、コシは近い方のこと。遠近の意味を表す地名でもある。

こんなふうに解説されています。

気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、越智(オチ)と胡内(コウチ)に置き換えてみても通じるような気がするのです。越智が遠い方で、胡内が近い方を意味するのではないか? そんな無邪気な解釈も成り立つのではないか、と。

極楽寺広島大仏殿

広島大仏を祀る大仏殿。

真偽のほどは定かではありませんが、胡内さんという苗字にも、何か遠近を示唆する名前の由来が隠されているのではないかと思われます。

果たしてどうなんでしょうね?