あの世との架け橋を思わせる極楽寺のロードコーン。
セーフティコーン、カラーコーンとも呼ばれる道路上の保安器具。阿弥陀如来様をご本尊とする極楽寺らしく、その色の組み合わせは黒と白でした(2012年9月)。
紫雲山極楽寺のロードコーン。
お葬式の際に使われる ”鯨幕(くじらまく)” も黒と白ですよね。
印象に残る極楽寺仏頭!北西を表す黒と白
方角における東西南北の北の方向を黒、西を白に見立てます。
太陽の動きで言えば、西に太陽が沈み、真北の午前12時は漆黒の闇に包まれます。高松塚古墳の壁画に例えるなら、北に玄武、西に白虎が描かれています。
極楽寺の境内に咲く花。
極楽浄土にも綺麗な花が咲いているのでしょうか。
極楽寺境内に安置される仏頭。
西や北があれば、東や南もあります。死もあれば生もあります。青春時代があれば老年期もあります。生々流転、絶え間なく流れ続ける大河の中で私たちは生かされている。そんなことを黒と白のロードコーンを見ながら考えてしまいました。
住宅街の中にある極楽寺の駐車場。
前向き駐車を案内する看板が掲げられていました。