8月13日の午後7時から三輪坐恵比須神社境内で千本ローソクが灯されました。
当日お泊り頂いていたフランス人カップルをお連れして、徒歩1~2分の境内へと向かいます。
恵比須神社夜市祭の千本ローソクに浮かび上がる鳥居。幻想的な光景が境内のあちこちに浮かび上がります。
お盆に催される子ども夜市
恵比須神社の宮司さんのお話によると、夜市祭は2月に執り行われる初市えびすと並んで、三輪恵比須神社を代表する祭事であったそうです。2月と8月ですから、ちょうど半年に一回というタイミングになるでしょうか。
午後6時30分に当館の玄関口でお客様と待ち合わせをして、いざ恵比須神社へと出発です。
途中の三輪公園前辺りにポスターが出ていました。
境内に辿り着くと、既に千本ローソクの準備が整っていました。
太鼓やモンゴル音楽の演奏もあり、幻想的な灯りの祭典に花を添えます。
拝殿前でも準備が進められます。
かつてはお盆行事として花の市が開かれていたと伝えられます。長い間催行されていなかった行事ではありますが、昨年度に続いて今年で2回目を迎えています。再開された夜市祭では、千本ローソクと灯篭が灯され、先祖の御霊を供養する行事として数多くの参拝客が集います。
龍神の姿を思わせる千本ローソク。
お盆シーズンということもあって、里帰り中のご家族の姿も見受けられました。ご先祖様への感謝の気持ちを表す浄霊行事として、8月13日の夜市祭を心にとめておきたいと思います。
フランス人カップルのお客様も大変喜んでおられました。
社務所内はバルーンアートやフェイスペインティングなどのイベントで盛り上がっていました。太鼓とモンゴル音楽の演奏を楽しんだ後、拝殿に昇殿させて頂き、厳かな祭事も体験することができました。