コメ消費量を復活させるお米ソムリエ

米・食味鑑定士(お米ソムリエ)というフード系資格があります。

稲作を中心とした日本の文化を守るために設立された資格です。

籾

米食文化の見直しが進む我が国日本。

欧米の食文化に慣れ親しんでいる若い世代には目新しく映るのではないでしょうか。

栄養的にも優れた米食文化の復活が待たれます。

お米の生産者、流通業者、消費者それぞれの信頼を確立するために、お米ソムリエの資格は誕生しました。お米の品質鑑定ができる人材を育成します。

ソムリエの資格取得!実務経験が必要
ソムリエの仕事は幅が広いです。 ワインはもちろん、食前酒や食後酒、お茶やコーヒーに至るまで、飲食店で提供される飲料全てをコーディネートします。 ソムリエは社団法人日本ソムリエ協会認定の資格。 飲食業界からの認知度も極めて高い資格です。

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米・食味鑑定士認定!米の配合で楽しむおコメ生活

日本の米の消費量は減り続けています。

国民1人・1年あたりの米の消費量は、1962(昭和37)年度をピークに一貫して減少傾向にあるようです。

稲作文化と共に繁栄を謳歌した日本。

そんな歴史を思えば、寂しい限りではないでしょうか。元来、国を治めた天皇は国民を飢えさせないことに重きを置いていたと言います。

食国(をすくに)ジャパン!警蹕の意味
天皇が統治する国。 天皇制を敷く日本を「食国(をすくに)」と表現することがあります。 ヲスクニ?そこで今回は、古語における「食す(をす)」の意味を探ってみようと思います。 談山神社本殿。 他動詞「食す(をす)」の意味は飲む、食う、着るの尊敬...

今も神事には米が付き物です。

神様にお供えし、そのおさがりを頂いて繁栄を願います。連綿と受け継がれてきた日本の魂ですね。

古代米サラダ

黒米サラダ。

古代米の一種、黒米をサラダ仕立てにしています。

米・食味鑑定士(お米ソムリエ)の資格は、米・食味鑑定士協会が運営しているようです。

昨今はコシヒカリやササニシキに限らず、全国各地で美味しいブランド米が販売されています。案外ブランド米でなくとも、様々な品種を組み合わせることによって美味しいお米が頂けます。米の配合によって、あなただけの味が生み出せるのです。そんなお手軽さでお米を楽しんでみるのもいいでしょう。

醤油なども「組合せの妙」が楽しめます。

地産地消ではありませんが、歴史ある地元醤油蔵と全国的に名の知れた醤油メーカーの醤油を合わせてみると、得も言われぬ味になります。深い味わいの醤油。値段の高い醤油を一本使い切るより、オリジナルの味が楽しめます。

【お米ソムリエ情報】

  • 資格取得方法

    資格講習会を受講し、官能テスト(試食)、ペーパーテストにおいて70点以上の合計点を取ることが求められます。

    合格ラインは70点以上です。

  • 応募資格

    特にありません。どなたでも応募して頂くことができます。

    お米ソムリエにチャレンジしてみましょう!

  • 資格取得費用

    55,000円~ : 講習料金、その他諸費用が必要となります。

  • 取得期間の目安

    2日間~

  • 合格率

    非公開となっています。

お米ソムリエの資格に関しては、官能テストが一つの鍵を握っていることは間違いなさそうです。お米の味を噛み分ける高度な技能が要求されそうですね。

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