団体観光の知多バス!巳年の大神神社

巳年の大神神社。

例年にも増して参拝客の多さを感じる一年になりそうです。

空き時間に大神神社の参道を歩いていると、列を成して進む大型観光バスが目に付きます。その中に、CHITA BUS と書かれた車体が目に留まりました。バスの名前から推測すると、名古屋市の南に突き出た半島である知多半島からやって来た観光バスではないでしょうか。

知多バス

大神神社参道で見かけた知多バス。

名鉄グループに属する知多乗合株式会社の所有するバスでしょうか。

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神姫バスや名鉄観光とのお付き合い

当館大正楼には、神姫バスのお客様がよくご来館なさいます。

神戸と姫路の頭文字を取った神姫(しんき)バスという名前は、昔からよく耳にしていました。お昼のランチにお立ち寄りになられたり、2食付きでお泊り頂くことも度々ございました。

料理旅館大正楼のご宿泊客は、その大半が関東方面からのお客様です。

東京都をはじめ、神奈川県、埼玉県、千葉県界隈からお越し頂いています。

関東方面のお客様を除けば、あとは名古屋近辺や神戸近辺のお客様が多いでしょうか。九州新幹線の開通で、一時は九州方面からの来客数の伸びも見られましたが、今は落ち着きを取り戻しています。京都や大阪は日帰り圏内ということもあり、西は神戸から西にお住まいの方が多い傾向にあります。

神姫バスとの馴染みの深さも、どうやらその辺りが影響しているものと思われます。同じように考えるならば、東の方向にある知多バスさんとのご縁も、将来的には少なからず生じる可能性もあるでしょう。

狭井神社

荒魂(あらみたま)を祀る狭井神社。

三輪山の登山口があることで知られる狭井神社。ご霊泉から湧き出る御神水を求めて、全国各地から数多くの参拝客が押し寄せるお社です。

私どもは宿泊施設としての旅館を営んでいるわけですが、旅行代理店様とのお付き合いも長きに渡って続いております。名鉄観光さんもその内の一つです。クーポンでのご宿泊も承らせて頂いており、名鉄観光さんからも多くのお客様をお送り頂きました。

大正楼回廊

当館大正楼の回廊。

今年の成人式の日は雪が降り積もりました。

知多バスの営業エリアを見てみると、知多半島から少し外れた所に位置する中部国際空港との関係が浮かび上がります。

奈良交通にも関西空港行きのバスがありますが、知多バスも空港バスの便数が多いものと思われます。「知多バスで行く巡拝の旅」と題するちらしも出回っており、観音霊場の参拝もツアーに組み入れられているようです。

大神神社の蛇守

大神神社の蛇のお守り。

私が小学生か中学生の頃だったか忘れてしまいましたが、伊良湖岬へ行った思い出があります。

伊良湖岬といえば、知多半島ではなくて、渥美半島の先端にある岬なのですが、なぜか近場の記憶として蘇ります。自分の部屋の壁に、伊良湖岬の観光ペナントを貼っていたのを思い出します。

大神神社周辺の観光施設にとっては、名古屋近辺からお越し頂くお客様は大切なターゲット層になって参ります。私も三輪山の麓で宿を営む者として、知多バスさんの名前は覚えておかなければいけないなと思った次第です。

知多バスさん、今後何かの折にお世話になることがございましたら、その際はどうぞよろしくお願い申し上げます。

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