伊勢街道沿いに万葉集発耀の地があります。
国道165号線沿いの黒崎に鎮座する白山神社。
白山神社ご参拝。
白山神社の境内南東隅に、万葉集がこの地から始まったことを讃える萬葉集発耀讃仰碑が建っています。万葉集の起点は、ここ伊勢街道沿いだったんですね。
万葉集の第一首目!雄略天皇の万葉歌碑
新元号「令和」の典拠として注目を集める万葉集。
その記念すべき第一首目は、雄略天皇の妻問いの歌で始まります。
萬葉集発耀讃仰碑。
書は桜井市が生んだ文筆家の保田與重郎。
JR桜井線が名称変更を経て、JR万葉まほろば線となったのは記憶に新しいところです。万葉集に詠まれた場所が今も息づく桜井市周辺・・・万葉集の始まりというだけで、ここ白山神社の重みが伝わって参ります。
雄略天皇の万葉歌碑。
記念すべき万葉集の第一首目を飾る、大らかな妻問いの歌として知られます。
白山神社の鎮座する桜井市黒崎の集落には、雄略天皇の泊瀬朝倉宮があったと伝えられます。
白山神社の拝殿後方に色鮮やかな祠が見えます。
おそらく白山神社の本殿でしょう。
雄略天皇の万葉歌碑後方には、梵字のような文字が刻まれた石が置かれていました。
白山神社の参道。
鳥居をくぐり抜けて直進し、国道165号線を横断すれば白山神社に辿り着きます。
JR桜井駅から長谷寺まで続く伊勢街道の途中、玉列神社と十二柱神社のちょうど中間地点に白山神社は位置しています。