春先に開花!大正楼のモクレン

旅館の裏庭にモクレンの花が咲いています。
白い木蓮。ハクモクレンですね。

大正楼の木蓮

紫色のモクレンもよく知られていますが、白いモクレンも綺麗です。
春を告げる観賞用の花です。

原産国は中国で、中国での漢字表記は木蘭となっています。
つぼみの先が必ず北を向くことから、方向を指示する植物「コンパス・フラワー」とも呼ばれています。
高さは約4mぐらいでしょうか。

葉は大きくて、裏面に毛が生えています。
花言葉は「自然への愛」「持続性」。
持続可能な社会を目指し、地球環境がテーマになっている現代にあって、モクレンの花は正しく時代を反映する花と言えるのではないでしょうか。

氷室神社の木蓮
春を告げる木蓮が氷室神社の境内に咲いていました。 奈良国立博物館の真向かいに鎮座する氷室神社。興福寺から東大寺へ向かう道中にある神社ですが、名物の枝垂桜が満開を迎える時期には、毎年数多くの参拝客で賑わいを見せます。 氷室神社の木蓮と枝垂桜。...

仕出し料理

吉野葛を使った胡麻くるみ豆腐。カブラの葉と白玉味噌を合わせた蕪味噌を掛けています。
柚子の皮を渋柿で巻き込んだ巻柿。
春の定番料理の若竹煮。

モクレンの花が咲くと、いよいよ本格的な春の観光シーズンへと入って行きます。

里山へ旅行に出かける人も増えてきていると聞きます。
グリーンツーリズムという言葉で、マスコミ業界もその需要をあおっていますよね。

紫芋のパンナコッタ

紫芋のパンナコッタ。

きんかんの甘露煮と大根ゼリーを添えています。
さつま芋はデザートによく合います。

紫芋の中でも甘い品種を使用していますので、パンナコッタにしてみると美味しさがさらに引き立ちます。

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持続性を感じさせる木蓮の花

モクレンの花は原始時代からその形状を変えていないそうです。

恐竜時代の地層から、化石が発掘されることもあるモクレンの花。
「持続性」を地で行く花ですよね。

昨今では、宿泊施設にもエコが求められています。

私どもも、俎板(まないた)の殺菌や排水口の掃除にはEM菌を使用しています。
有用微生物群とも言われるEM菌。環境問題への取り組みとして、これからも続けていきたいと思っています。

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