随所に国産桧を使った浴室。
念願の桧風呂が完成しました。
湯冷めしにくい上、その香りは心を落ち着かせて疲労回復の効果もあると言います。温泉ではなく沸かし湯タイプですが、十分に疲れを癒して頂けるのではないでしょうか。
出来立てほやほやの国産桧風呂。
日本の風土に合った国産桧で作られています。
年数が経てば徐々に色合いも変わっていくことでしょう。いぶし銀のような深みをまとった桧風呂もいいものです。これからいよいよ長い付き合いになりそうです。
生きているヒノキ風呂!出窓や洗い場カウンターにも国産桧
浴槽のみならず、浴室の各所にも国産桧が使われています。
料理の盛付けにも桧葉(ひば)が使われますが、桧には殺菌作用があります。ヒノキ特有の香りを嗅ぐと、不思議と心が落ち着きますよね。
湯桶やそれを乗せるカウンターも国産桧です。
浴槽に蓋がしてありますが、”蓋”も国産桧で作られています。
桧は生きています。経年による色落ちも、独特の風合いが好まれます。日々の手入れが欠かせない桧風呂ですが、その分やりがいはありそうです。
浴槽の蓋を開けたら、浴室の片隅に立て掛けます。
一枚一枚がそこそこの重さですので、お取り扱いの際はご注意下さい。浴槽を出た右手前にもスペースがありますが、そこには補助手摺りが取り付けられています。安全確保のため、なるべく右向こうの片隅に置いて頂ければ幸いです。
出窓も付いています。
分厚いヒノキの一枚板が設置されています。この一枚板は地元の多武峯産桧です。
網戸も付いていますので、お風呂の熱気で暑い時には窓を開けてご利用下さい。
床材にはフクビの浴室用床シートを使っています。
衝撃吸収性に優れ、水はけも良い素材です。
お風呂の入口には、正倉院紋様の花喰鳥をあしらいます。
脱衣場や浴室の灯りがほのかに外に漏れます。
引戸の上のブラケットカバーの灯りが廊下を照らします。
廊下を挟んで真ん前には、昭和型板ガラスの『ハイウェイ』が嵌め込まれます。
シャワーヘッド。
節水と”適度な刺激感”を両立したシャワーです。
独自のノズルで大粒の水玉をスイングしながら、勢いよく吐水します。
シャワーの高さを調節するボタンですね。
黒い部分を押しながら上下動させます。
アーチ状のハンドルでこまめな動きを可能にします。
指や手の甲でも簡単に操作できます。
この水栓は水を全開する途中にクリック感があり、水の出し過ぎを防ぎます。地球が悲鳴を上げている昨今、資源の無駄遣いは避けるようにしましょう。
浴槽内にも補助手摺りが付いています。
斜めに設置されていますので、それぞれに合った位置で体を起こして下さい。
浴槽は特注品で、結構ゆったりサイズです。
2~3名様でも同時にご入浴できます。
出窓手前の枠にも、国産桧を使います。
綺麗な木目が出ていますね。
壁装材には断熱性に富む不燃材料の浴室パネルを使っています。
不燃認定を取得した、最上級グレードの浴室パネルです。
浴槽に蓋をした状態です。
バス水栓の真下に当たる一枚だけを外しています。ご入浴頂く際は、全部の蓋を取ってもいいですが、一部の蓋だけでも”湯浴み”は可能です。
洗い場カウンターにも、国産桧の一枚板を渡します。
椅子に座ると、自分の顔が鏡に映ります。ちょうどいい位置に鏡があり、立ち上がってもほぼ全身が鏡に映ります。背の高さに関係なくご利用頂けるでしょう。
桧の蓋。
真横から見ると、板の厚さがよく分かります。
ご入浴中はこんな風に立て掛けておいて下さい。
そしてまた、お手数をお掛け致しまして誠に申し訳ございませんが、ご入浴後は後の方のために蓋を閉めておいて頂ければ幸いです。
浴室のご利用時間は17時~22時です。
混み合う時間帯は概ね17時~18時、21時~22時となります。
当館のお風呂は、主に瓢箪風呂(タイル貼り浴室)と桧風呂の2箇所になります。当日の男女比により、男風呂と女風呂に仕分けられます。
誠に申し訳ございませんが、翌朝はご入浴頂けません。翌朝はシャワーのみのご利用になります。ご希望のお客様は必ずその旨をスタッフにお伝え下さい。ご利用時間に合わせ、ボイラーのスイッチをお入れ致します。