原木栽培のシイタケを使って、椎茸料理にチャレンジしてみました。
作ったのは、干しシイタケの米麹漬け。
米麹を酒とみりんで一晩漬け込み、椎茸とそうめんで和える創作料理。
原木栽培の椎茸を使っています。
椎茸の歴史は古く、江戸時代から栽培されているようです。
原木栽培と菌床栽培の比率!椎茸の旨味エルゴステン
秋の食材のイメージが強い椎茸ですが、年間を通して売られていますよね。
椎茸の栽培方法に注目してみたいと思います。
栽培方法には2種類あって、原木栽培と菌床栽培に分けられます。
クヌギやコナラの木に菌を植え付ける原木栽培。樹木だけの栄養分で育てられる原木栽培の椎茸は、食品の安全性からも高い評価を得ています。
原木栽培椎茸のシンボルマークというのがあります。
出荷比率では、原木栽培3割・菌床栽培7割となっています。味や香りは原木栽培のシイタケが勝ります。ところが、値段の方はあまり変わらないのが現状です。それならば、できるだけ原木栽培の椎茸を購入したいですよね。
見分ける方法はあるのか?
目印にシールが貼られていますので、簡単に選別することができます。
日本産・原木乾しいたけを証明するシールです。
原木しいたけのシンボルマークを見つけたら、是非購入しておきたいですね。
椎茸の目利きをマスターしておきましょう。
良い椎茸の見分け方をご案内致します。
ズバリ、笠の開き具合と白いひだがポイントになります。
椎茸は鮮度が落ちるに従って、笠がどんどん開いてきます。笠の裏の白いひだも、膜の部分が茶色や黄色に変色してきます。真っ白なヒダが新しい椎茸を表します。笠がしっかり内側に巻き込んでいて、ヒダが白い。
これが新鮮な椎茸です。
椎茸を美味しく頂く秘策があります。
野菜ソムリエの本に書かれていたんですが、さすがに私も初耳でした。調理する前に1時間ほど日光に当てるんです。そうすると、シイタケに含まれているエルゴステンという成分がビタミンDに変化し、旨味が増すそうです。
日光に当てるときはヒダを上にしておくのがポイントです。