高野豆腐のインビジブルを作ってみました。
詰め物にはリンゴ、南瓜、ブロッコリーなど冷蔵庫の在庫で間に合わせます。
前回作った大和茶インビジブルよりも、小麦粉の量を若干増やしました。小麦粉の量が多すぎると粉っぽくなりますので注意が必要です。分量を間違った場合は、米油やサラダ油などを少し多めに入れてもいいかもしれません。
高野豆腐インビジブル。
旨味の元になる鰹節や干し椎茸なども入っています。
今回は和辛子も少し加えてみました。味見して分かりましたが、やはりリンゴはインビジブルに必要ですね。林檎の水分が程よく粉物に浸透し、しっとりとした食感を生み出します。洋ナシもよく使われる食材ですが、いずれも水分が決め手です。
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マストアイテムは丸い断面の食材
薄くスライスした食材を積み重ねるインビジブル。
「萌え断料理」としてインスタグラムなどでも人気ですが、丸い断面の食材を入れるとより映えますね。棒状のアスパラガスを寝かせたり、楕円形のうずら卵を横に並べたりすると面白いでしょう。横のラインだけよりも、断面がより美しくなります。
蝶人参。
家紋にも描かれる蝶は、古来より人気の昆虫でした。料理の飾り付けにもよく合います。
高野豆腐をベースとしているだけに、健康的な一皿です。
産直市場を歩いていて思ったのですが、火を通した赤キャベツの葉を一枚一枚重ねても面白いでしょう。生地に砂糖を加え、詰め物をフルーツ主体にすればデザートにもなります。インビジブルは自由自在に発想の幅が広がる料理だと思います。