クワイと栗金団!お正月料理

お正月の朝食を準備してみました。

鯛の尾頭付きを中心に据えて、栗きんとんやクワイ、紅白なます等の品々を配しています。

おせち料理

クワイっていう野菜はお正月らしさを際立たせますよね。

クワイは漢字で慈姑と書きます。

今回のクワイは皮をむいて、長い「芽」の部分を短めに斜めカット。そのまま素揚げしています。

クワイの薄切りを揚げて、クワイ煎餅にしても美味しいんですよ。

クワイにはご存知のように「芽」があります。この芽の部分を残して「芽出たい」を意味し、お正月の縁起ものとされます。ほろ苦くて煮崩れしにくいクワイは、含め煮にしても美味しく頂けます。

クワイを茹でて水にさらし、だしで含め煮にしていきます。

生のクワイをそのまま煮ていくよりも、先に茹でておいた方が味のしみ込み具合が違います。

おせち料理に緑大豆の如意巻
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クチナシの実で染色する栗金団

栗きんとんもお正月料理には欠かせませんよね。

サツマイモの皮をむいてクチナシの実と共に湯がきます。

竹串がすっと通るぐらいになったら、鍋のまま冷まし1日置きます。1日置くことによって、サツマイモがクチナシの黄色に見事に染色されます。

もう一度温め直してお湯を捨て、熱い内にサツマイモをすり鉢でつぶします。

このときにグラニュー糖を適量加えます。

グラニュー糖はサツマイモに上品な甘さを加えます。くれぐれも熱い内にグラニュー糖を加えるのが料理のコツです。市販されている栗の甘露煮の粒を細かく切っておきます。

正月料理の鯛

さて、これから仕上げに入るわけですが、栗きんとんですから茶巾絞りにします。

ペースト状になったサツマイモをふきんに取って、真中に細かく切った甘露煮を数個入れます。

茶巾に絞って出来上がりです。

お正月料理と共に、本年も良き一年となりますように。

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