毎年のことですが、祇園祭りの山鉾巡幸が終わる頃から梅雨明けとなります。
いよいよ暑い夏の到来ですね。
とうもろこしの春巻。
夏野菜の代表格とも言えるとうもろこしを揚げてみました。
新鮮さが命のとうもろこし。なるべく買ってきたその日の内に料理してしまいます。
玉蜀黍、ひもとうがらし、桃などの夏食材
パリパリの春巻の皮とジューシーなとうもろこしの実が見事な対比を見せてくれます。
今回は春巻の具材に使いましたが、シチューやポトフにするときは芯ごと調理することをおすすめ致します。芯の部分には、とうもろこしの旨味がたっぷり含まれているそうです。
大和肉鶏の照り焼き ひもとうがらし添えには、奈良特産品の大和肉鶏とひも唐辛子を使います。奈良を味わう一品ですね。
大和肉鶏の販売業者の方に伺いましたが、夏はさすがに大和肉鶏も夏バテするようです(笑)
冬に比べると少々痩せた身になっているようです。
でも、そんなことは感じさせないぐらいの旨味が大和肉鶏には感じられます。
科学的な見地から言えば、グルタミン酸とイノシン酸の含有量の違いということになるんでしょうね。
桃太郎ゴールド(黄色いトマト)のゼリー寄せに、夏野菜のひもとうがらしを添えます。
奈良県内の夏のスーパーではおなじみの”ひもとうがらし”。皮が柔らかくて甘味の強いトウガラシです。
先日、ひもとうがらしと白玉味噌を合わせて”ひもとうがらし味噌”を作ってみました。ちゃんとトウガラシの味の感じられる、おいしい味噌に仕上がりました。
桃の冷製スープには、夏のフルーツを代表する甘~い桃を使います。
桃は冷やし過ぎると甘味が落ちると言われますが、敢えて冷製スープにチャレンジしてみました。
出汁でのばしてレモンの絞り汁を加えています。
さっぱりとした口当たりで、涼しげな夏を演出するにはなかなかいい一品に仕上がっています。
桃はピンク色が鮮やかで、皮の産毛がまんべんなく付いているものがおすすめです。皮も柔らかい方がいいですね。選び方の基準として覚えておきましょう。
お盆のお供え物としてイメージされる桃ですが、料理の材料として色々考えてみるのも面白そうです。桃料理のアイディア、他に何かないかな・・・