ご宿泊のお客様に石鯛のお造りをお出し致しました(2012年5月)。
石鯛と言っても、石鯛の幼魚であるサンバソウ(三番叟)です。
夏に旬を迎える石鯛(いしだい)は、身の締まった大変美味しい白身です。
サンバソウ。
横縞が綺麗な石鯛の幼魚ですね。
黒い横縞が特徴で、まだ口の周りは黒くなっていませんね。
初夏に食べるサンバソウ
体長が50㎝を超えるあたりから、体の色が黒灰色一色になります。
口の周りも黒くなり、成魚のイシダイは「口ぐろ」とも呼ばれています。
引いた皮を酒、醤油に漬け込みます。
この後、焼き網であぶって会席料理の先付にでもお出ししようかと思います。
とても新鮮で、美味しい石鯛のお造り。お客様にもご好評でした。
山独活も入荷しました。
野趣あふれる山菜を、このあと人参といっしょにきんぴらにして頂きます。
5月の初夏を迎え、厨房の食材も模様替えが始まっています。
活きのいい鮎料理もいよいよこれからですね!