マーケティング用語にリセンシーというのがあります。
インターネット上におけるリセンシーとは、要は最終購買日のことを意味します。
優良顧客を探す際に、有効な指標のひとつとされます。5~6年前に購入して以降、全く購入履歴のない顧客よりも、最近購入した顧客の方が良い顧客とする考え方です。
最終購買日はいつなのかを割り出し、ダイレクトメールなどのさらなるマーケティングを仕掛けるタイミングを図ります。
リセンシー効果が期待できる、コンビニampm の Primix VISION。
RFM分析の中のマーケティング指標「リセンシー」
コンビニエンスストアでコピー機を利用する人も多いでしょう。
そのコピー機の上に、解像度の高い大型モニターが設置されています。その名も Primix VISION。リセンシー効果の高いメディアとして注目されています。
コンビニは物を買う所です。
購買目的で足を運ぶ場所に、商品の魅力を伝えるメディアがあるわけです。ウェブ上におけるリセンシー(最終購買日)に重なるものがありますよね。
Primix Vision の映像はちょうど目線の高さで展開されます。
コンビニ業界では、目線の高さにあるものを「コンビニゴールデンライン」と呼んでいるようですが、正しくそのゴールデンラインで消費者にニーズ喚起を行います。
テレビの通販番組などもリセンシー効果を狙ったものですよね。
直近で見たCMに影響され、商品の購買へと直結していく流れです。
リセンシーは優良顧客を拾い出す有効手段のひとつとして確立されています。
その他にも、フリークエンシー(どの程度の頻度で購買するか)、マネタリー(過去に購買に費やした合計金額)などの指標も重要視されます。
これらの3つの指標を分析することによって、優良顧客の発掘を推し進めていくことができます。リセンシー(Recency)、フリークエンシー(Frequency)、マネタリー(Monetary)を合わせてRFM分析と呼んでいます。
3つのマーケティング要素を総合的に分析し、顧客のランク付けを行います。
最終購買日はいつなのか、購入頻度はどれぐらいなのか、購入金額は・・・
顧客のランクによって、それぞれに最適と思われる営業アプローチを仕掛けていくことになります。
最終購買日はいつなのか・・・
通販大手のアマゾンジャパンでも、マーケティングの有効手法であるリセンシーは活躍していることでしょう。