お釈迦様の誕生に至るまでの道のり。
その道程はとても神秘的なお話として伝えられています。
お釈迦様のお母さんは摩耶夫人です。
その摩耶夫人の右脇に入っていったと伝わります。
入って行った? 誰が?
そう、他ならぬお釈迦様が聖なる生き物とされる「白象」に姿を変えて、摩耶夫人の体の中へ入っていかれたのです。
南北朝時代の出山釈迦如来立像
苦行で痩せこけた釈迦如来。 その姿を映した金泥塗の「出山(しゅっせん)釈迦如来立像」を拝観して来ました。 やはりインパクトがあります。少々デフォルメされているのかもしれませんが、その写実的な表現に魅入ります。 出山釈迦如来立像。 こんなこと...
能動的なお釈迦様誕生秘話
不思議なお話です。
伝説と言えばそれまでですが、通常とは違う”始まり”に目が留まりました。
このことを入胎(にったい)と言います。
私たちは普通、妊娠することを受胎すると表現します。
文字通り解釈するならば、胎児を受けるわけですよね。受動的に赤ちゃんを授かることを意味します。
ところが、お釈迦様の場合は自ら母胎に入っていかれたのです。そう、能動的だったわけですね。
「入胎」の案内書き。
白い象になってお母さんの体の中へ入っていく・・・。
何ともメルヘンチックなお話です。
薬師寺東塔脇の回廊には、お釈迦様の一生が絵で描かれています。
参拝前に是非学習しておきたいですね。