品種の多い安倍文殊院コスモス

安倍文殊院のコスモス

名物のコスモス迷路が設けられ、秋の観光シーズンもより一層盛り上がっています。

安倍文殊院のコスモス

色々な種類のコスモスが咲き乱れます。

コスモス迷路の入口には、栽培が難しいと言われるチョコレートコスモスも展示されていました。
その名の通り、ほのかなチョコレートの香りがするコスモスです。

写真のコスモスは縁取りがきれいですよね。
ピコティという品種でしょうか。

あまりの種類の多さに、え!?これもコスモスなの?と驚くような品種にも出会えます。
まるで小さな牡丹かと見紛うばかりの八重咲きのコスモスなど、小一時間ぐらいは飽きることなくコスモスと戯れることができます。

奈良県内のコスモスの名所といえば、奈良阪の般若寺をまず思い浮かべますが、ここ安倍文殊院のコスモスも実に見事です。

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メキシコを原産地とするコスモス

キク科に属するコスモスの原産地はメキシコなんだそうです。

秋桜という漢字が当てられ、和の雰囲気の感じられるコスモスですが、意外にも原産地は南米の国なんですね。

コスモスという名前は、ギリシャ語の kosmos (装飾、調和)に由来します。

シーシェルミックスという品種のコスモスも咲いていました。

花びらの形が個性的で、何かを包み込むような筒状になっています。
英語で貝殻を意味するそうです。

コスモスの品種名の書かれたプレートが幾つか境内に配されているんですが、八重咲きのシーシェルは”コスモスダブルクリック”というそうです。
パソコンマウスのダブルクリックを意識したネーミングなのでしょうか(笑)

つい先日、藤原宮跡のキバナコスモスを見に行きました。
野に放たれた野性的なキバナコスモスを堪能して参りましたが、安倍文殊院のコスモスは、それに対して実に手入れが行き届いているなと思いました。

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