下馬で主人の帰りを待った従者

安倍文殊院の山門。

「下馬」と書かれていますね。

安倍文殊院の下馬

ここから先は馬から降りて下さい、という意味の下馬です。

馬に乗ったまま、山門をまたいで境内に入ることは禁じられていたわけです。結界という意味にも取れますね。

スポンサーリンク

下馬評の語源

下馬評という言葉も、実はこの下馬に由来しています。

馬から降りたご主人さまは参詣へと向かいます。

一方の従者たちは「下馬」でご主人の帰りを待つことになります。そこで、様々な四方山話が始まったというわけです(笑)下馬評の起源はこんな所にあったんですね。

タイトルとURLをコピーしました