三輪山麓の「大美和の杜」。
神饌田の手前に、枝を広げる枝垂桜が開花していました。
大きな一本の木。これだけ覆いかぶさるように咲くと、吸い寄せられるように身を寄せたくなりますね。
大美和の杜の枝垂桜。
展望台から少し下った所にあります。大木とまではいきませんが、立派な一本桜です。すぐ近くには、奥垣内祭祀遺跡の磐座があります。普段は展望台周辺で花見をしますが、茅原方面へ足を延ばせばこんな素敵な桜が咲いているんですね。
三卯大祭当日!大神神社拝殿前のなでうさぎ
卯の年、卯の月、卯の日が重なる吉日。
大神神社の三卯大祭で賑わった3月22日の昼過ぎに境内を訪れました。午前中は仕事が立て込んでいたため、残念ながら大祭に参加することは出来ませんでした。私が出向いた頃には、既にイベントの後始末が行われていました。
東屋近くの枝下桜(しだれざくら)。
開花のタイミングでここを訪れたのは初めてです。何度も通った道ですが、桜がこんなに綺麗に咲くとは知りませんでした。四方八方に枝を広げ、体いっぱいに春を謳歌しています。
なでうさぎが拝殿前に移動していました。
つい先ごろまで祈祷殿前にありましたが、いつの間にか拝殿前にお目見えです。
当日は宝物収蔵庫が無料開放されており、在りし日のなでうさぎを見学することが出来ました。かつては一の鳥居の燈籠の上に居たなでうさぎ。昔から大神神社にとって大切な象徴であったことがうかがえます。
大美和の杜展望台の桜。
比較的暖かい日が多く、今年は満開のタイミングも早まりそうです。
大美和の杜の木蓮。
紫色が鮮やかな紫木蓮(シモクレン)ですね。大美和の杜の入口近く、神武天皇顕彰碑の手前に咲いていました。
奉納者の氏名も記されます。
しだれ桜は漢字で「枝垂桜」だとばかり思っていましたが、どうやら「枝下桜(しだれざくら)」とも書くようですね。
山の辺の道沿いの花もりさんで昼食を頂いた後、大美和の杜を抜けて帰路に就きました。花もりさんの店先にも、背の高い木蓮が開花していました。春分を過ぎ、すっかり三輪山麓も春の装いです。