若宮社脇に開花するヒガンバナ!秋の大神神社

若宮神社境内を囲む塀。その外側に彼岸花が開花していました(2013年9月)。

お彼岸の頃になると、時を過たずに咲くヒガンバナ。明日香村に咲くヒガンバナは観光スポットとしても有名ですが、何も明日香村まで足を運ばなくても身近に咲いているのがヒガンバナです。

若宮社脇の彼岸花

若宮神社の境内脇に咲くヒガンバナ。

私はこの花を見ると、なぜかいつも宇宙遊泳を想像してしまいます。中心点の周りを衛星が旋回している、そんなイメージが湧いてきます。

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宇宙遊泳を連想させる彼岸花

彼岸花って曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも言いますよね。

そこには中心があり、自転・公転する宇宙の姿を思わせます。

若宮神社脇のヒガンバナ

若宮神社の鳥居の手前を左に曲がると、細い路地が伸びています。

境内の外側を縫うように道が伸びていて、普段は足を踏み入れる人も居ないためか、辺りはひっそりと静まり返っています。彼岸花の蕾の向こうに見えているのが、伝説に彩られるおだまき杉です。

初夏の5月に訪れた時には、境内で杉の新芽を発見しました。時は移ろい、虫の音も涼やかに聞こえてくる中での彼岸花もいいものです。

大神神社観月祭の三輪山あかり展

大神神社観月祭の三輪山あかり展。

これは京都の建仁寺に伝わる風神雷神図屏風をモチーフにした作品でしょうか。

くすり水

狭井神社境内奥にある御神水のくすり水。

聖域の三輪山から滾々と湧き出る御神水とあって、その霊験はあらたかなようです。

今ではもう見慣れた御神水の給水装置ですが、見れば見るほど未確認飛行物体のUFOを思わせます。宇宙遊泳の姿を連想させるヒガンバナと相まって、どこか俗界を離れた世界観を感じさせますね。

若宮神社の本殿

若宮神社の本殿。

重要文化財に指定される立派な建造物です。

若宮神社境内脇のヒガンバナ

若宮神社境内脇のヒガンバナ。

群生するヒガンバナには、実りの秋の収穫を祝う勢いが感じられます。

おだまき杉と石灯籠

おだまき杉と石灯籠。

当館の中庭にもヒガンバナが開花しますが、今年はまだのようです。

開花の時期を待ちわびながら、秋の深まりを日に日に感じる今日この頃です。

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