大神神社で見つけた猪目懸魚(イノメゲギョ)。
最近は寺院などでも”ハート形の窓”が人気を呼んでいますよね。猪目懸魚って何を意味するものなのでしょうか。
懸魚とは、寺社建築の破風に見られる妻飾りのこと。
あくまでもデザイン。
火難除けのおまじない!懸魚の意味
写真の懸魚は、ハート型の穴がくり抜かれた典型的な猪目懸魚です。
勾配部分に鰭の付いていないタイプの懸魚ですね。
木造建築に取り付けられる懸魚は、魚の尾っぽの形をしています。水を連想させる魚を持ってくることで、木造建築の弱点である火に対抗します。
火の手が上がりませんように。
懸魚には火除けの願いが込められています。