白鳳大伽藍が多くの観光客を魅了する薬師寺。
吉祥天女画像(国宝)が特別公開される今秋の薬師寺は、例年にも増して賑わうのではないでしょうか。
薬師寺中門。
お寺の門扉はやはり大きいですよね。
門の開閉作業も、一仕事こなすって感じなんでしょうか。重たい扉が俗世間と聖域との結界を表しているような気がします。
龍宮造りの金堂!黒光りする薬師三尊
薬師寺に限ったことではありませんが、金堂にはお寺のご本尊が安置されています。
お寺の中心部、心臓に当たる金堂にはその寺の命が宿ります。
龍宮造りと呼ばれる美しいライン。
浦島太郎ではありませんが、確かに海中の龍宮城を彷彿とさせます。
金堂のご本尊・薬師三尊像は白鳳時代の国宝です。
年末のお身拭いでは、ピカピカに生まれ変わった仏像がお正月の黒豆を連想させます。黒光りする薬師三尊像は、薬師寺の中でも最大の見どころの一つです。