信貴山朝護孫子寺の名前の由来

信貴山朝護孫子寺の観光ガイド情報。
阪神タイガースが必勝祈願に訪れたお寺ですよね。

千住院の笑寅

千手院の笑寅

大本山千手院は信貴山寺の住職の住坊とされていた処です。
信貴山内では最古の由緒ある院として知られます。

信貴山朝護孫子寺はなぜ虎と縁が深いのか?誰しもが抱く疑問ですよね。

日本の偉人の中でもとりわけ有名な聖徳太子と関係があるんです。
仏教が日本に伝えられた頃・・・舶来の仏教を受容するか否かで争いが起こりました。
仏教受容派の聖徳太子に対し、古来より脈々と続く神道への信仰を深くする物部守屋。物部氏は仏教を受容することに反対したのです。

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必勝祈願の聖徳太子が命名

張り子の虎と本堂は、信貴山朝護孫子寺を象徴する一枚ではないでしょうか。

信貴山朝護孫子寺本堂と虎

吠える張り子の虎に、本堂が呑み込まれそうな勢いです(笑)

仏教受容をめぐる争いの前に、聖徳太子は信貴山で必勝祈願したと伝えられます。
その際に毘沙門天が出現し、聖徳太子は勝利をおさめることになります。ちょうど寅の年、寅の日、寅の刻であったと云われます。

信貴山という名前も、聖徳太子が命名しました。

毘沙門天王が日本で最初にご出現なさった霊地。信ずべき、貴ぶべき山として信貴山とネーミングされたいきさつがあります。

武家からの信仰も厚く、楠木正成の母が毘沙門天に祈願して正成が生まれたというエピソードも残されています。

信貴山朝護孫子寺のむかで

本堂手前の燈籠~浮き彫りにされたムカデ。

毘沙門天様は百足(ムカデ)ともご縁が深いようです。

小学校の運動会を思い起こせば、二人三脚でさえなかなか難しいものです(笑) 足並みを揃えて前へ進んでいく・・・ムカデの歩みは仏の教えにも通じるところがあります。

朝護孫子寺の境内には銭亀さんも祀られています。
そう、金銭まわりにもご利益のあるお寺なんです。

おカネのことを昔から”おあし”と言いますよね。ムカデは漢字で”百足”と書くぐらいですから、おあし(おカネ)が連想されるわけですね。
信貴山朝護孫子寺は、境内の至る所で虎とムカデが出迎えてくれる、奈良を代表する由緒正しい古刹です。