8年前の2月、大和神社の拝殿に雛壇が登場していました。
3月3日の桃の節句が近づくに従い、各家庭でも雛祭りの準備が進められているのではないでしょうか。
大和神社にお目見えした雛壇。
私にも姉がいたため、雛祭りの日が近づいて来ると毎年のように母親が雛壇の飾り付けをしていたのを思い出します。
ひな祭りの由来!流し雛の風習
雛壇においては、それぞれの人形に位置取りが決まっています。
それをわざと組み替えたりして遊んでいました(笑)懐かしいですね。
今年(2014)の干支である午の大絵馬が掲げられています。
奈良県各地の神社を回りながら、それぞれの神社に飾られている大絵馬を見比べるのも楽しみの一つです。サイズ的には大神神社の大絵馬と同じぐらいでしょうか。
ひな祭りの由来を辿れば、災いを人形(ひとがた)に託して川に流す「流し雛」に行き着きます。
災いを人形に託すといえば、上半期の穢れを洗い流す茅の輪神事にも通じるものがあります。時代は下り、流し雛の習慣から徐々に人形そのものを飾る今のスタイルに変わっていきました。
拝殿の右手前に、日本最古 日本大國魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)と書かれた案内板が掲げられていました。
以前に大和神社を訪れた時には、この案内板はまだ無かったものと記憶しています。
拝殿向かって左手前に戦艦大和の展示室が設けられていました。
戦艦ヤマトの模型が幾つかディスプレイされており、往時の姿を見学することができます。ちなみに展示室の入場料は無料です。私が訪れた時は、2月末の寒い日だったこともあってか、展示室の中は私一人でした。ゆっくりと戦艦大和の構造を楽しませて頂きました。
3月3日の雛祭りが終われば、6日の啓蟄がやって参ります。
虫たちも長い眠りから目覚め、土の中から地上へと出てきます。いよいよ春の訪れを感じる季節となって参りました。4月1日に催される大和神社のちゃんちゃん祭りも待ち遠しいですね。