三輪から茅原の集落を抜け、九田寺(きゅうでんじ)界隈まで散歩して来ました。
三輪山麓のウォーキングは気持ちいいですね。常に右方向に三輪山を感じながら、てくてくと歩く”健康散策”です。巻野内の九田寺からさらに北へ、穴師エリアまで足を延ばしました。
九田寺駐車場と三輪山。
この辺りから望む三輪山は少し表情を変えていますね。山容が徐々に変化していくポイントなのかもしれません。
桜井市巻野内にある浄土宗のお寺
九田寺さんは名前は存じ上げていたのですが、実際に前を通るのは初めてでした。
数年前、茅原から車谷の方へ続く散策を楽しみました。巻野内を通って穴師へ至るコースは今回が初めてです。灯台下暗しと言うか、意外と知らない道も多いものです。
九田寺の墓石が見えてきました。
ここから西方には、巻野内石塚古墳や小川塚古墳があります。西へ視界が開け、大和国中(やまとくんなか)にいることを実感します。
帰りに立ち寄った箸中のホケノ山古墳。
黄ショウブでしょうか、気持ちよく吹く初夏の風に揺れていました。
こちらは往路の茅原に咲いていたジャスミンの花ですね。
ジャスミン特有の芳香が漂います。
九田寺の南に、東方へと伸びる細い道がありました。
三輪山の山肌に新緑が目立ち始めます。季節は確実に移ろいますね。
電柱の表示には「クルマダニ」と記されています。
九田寺さんのホームページを拝見すると、様々な催しをなさっているようです。
寺塾、マルシェ、卑弥呼の里・マキムクをブラ散歩等々、面白そうな企画が並びます。九田寺は山号を「大和山(だいわさん)」と言い、浄土宗に属するお寺です。本山は京都の知恩院のようです。
穴師エリアにあった九田寺案内。
この地点からだと、南へ180mの距離です。
穴師の車道沿いに咲く花。
この辺りはどこから見ても三輪山が見えます。見守られている気がして、ほっと安心する瞬間です。