近鉄榛原駅の周辺で催された『あいさこいさ祭り』。
”春の伊勢街道おかげ祭り”と銘打つイベントで、フリーマーケットやステージイベントで賑わいを見せます。
あいさこいさ祭りの宣伝リーフレット。
あいさこいさ!?
初めて耳にしますが、何を意味する言葉なのでしょうか。さっそく調べてみると、「あいさ」には時々、たまにという意味があるようです。「あいさこいさ」で、たまに遊びにおいでというニュアンスになります。あいさこいさ祭りは人を温かく迎え入れてくれる催事なんですね。
宇陀市マンホールと札の辻前のあぶらや
以前に榛原駅近くの宗祐寺を訪れた際、「寺ロック」という言葉に出会いました。
宗祐寺境内で開催されるステージイベントで、今回もゲストロッカーにアースシェイカーや王様(直訳ロッカー)が出演したようです。宗祐寺は融通念仏宗のお寺で、聖徳太子開基と伝わります。天井に描かれた百八観音天井絵や、松尾芭蕉の「梅が香にのって日の出る山路かな」の句碑など見所も豊富です。
宇陀市のマンホール。
旧榛原町の花ヤマツツジ、町の鳥ウグイス、さらには「大和富士」と称される額井岳がデザインされています。宇陀市のシンボルが勢揃いですね。
あいさこいさ祭りのアクセス案内。
近鉄榛原駅の周辺地図が掲載されています。
旧旅籠のあぶらやも案内されていました。
江戸時代の国学者・本居宣長が宿泊したことで知られます。旧旅籠の内部は常時公開されており、自由に見学することができます。公開時間と休館日が記されていますので、ご興味をお持ちの方は是非訪れてみて下さい。
イベントを企画する上でネーミングは大切です。
あいさこいさ祭り、なかなか面白そうなイベントではないでしょうか。平成30年度の今年は6月3日の日曜日に行われたようですが、近い将来に私も訪れてみようと思います。