リターゲティングとは何を意味するのでしょうか?
リターゲティングを一言で言い表すならば、追跡ということになるでしょうか。
長期スパンのリターゲティング広告
リターゲティングとは、広告主のサイトを過去に訪問したユーザーに対してのみ広告を配信するというターゲティング手法のことをいいます。
何度も同じ広告主のサイトを訪問していれば、その内興味を持ち出して消費行動に移る可能性も高まります。当たり前のことですが、広告において”反復”は重要課題です。
離脱したユーザーを追跡
インターネット上で広告を目にするユーザー。
クリックして、その広告を出稿したであろう広告主のサイトを訪れます。一度目の訪問で消費行動を起こす人はあまりいないでしょう。でも、それであきらめてはいけません。広告主側は離脱したユーザーの追跡を始めるのです。
何日か経って、離脱したユーザーが閲覧しているサイト上に、以前見かけた広告が掲出されています。
再び興味を持ったユーザーが広告主のサイトを再訪問することになります。そして今度は消費行動を起こすことになります。
リターゲティングの仕組みはざっとこんな感じです。
ユーザーにしてみれば、まさか追跡されているとは気付きませんよね(笑)ターゲットとしてロックオンされているとは思いもよらないはずです。広告主にしてみれば、リターゲティング広告はコンバージョン率のアップに効果があるものと思われます。
似たようなものとしてCMのサブリミナル効果が連想されますが、リターゲティングの概念とはまた少し異なりますよね。
サブリミナル効果は不特定多数のユーザーが対象ですが、リターゲティングの広告手法では、あくまでもターゲットになるユーザーが決まっています。
既にモバイル広告の分野においても、このリターゲティングの技術は採用されているようです。リターゲティングの未来像はどのように描かれているのでしょうか。