奈良の手ぬぐいのお店と言えば、「朱鳥(あけみとり)」さんが有名です。
餅飯殿商店街の中に本店があります。4店舗を経営なさっているようですが、2012年に訪れた時の模様をご案内します。
奈良の手ぬぐい「朱鳥」の店内。
射すくめるような大仏様の目が印象的です!
掛け軸にも活用!奈良モチーフの手ぬぐい
東大寺南大門で身構える仁王像ですね。
阿吽の呼吸と言われるように、それぞれに阿形と吽形の仁王様が描かれています。奈良らしく迫力があったので、思わず購入してしまいました。特岡という生地で作られているようで、肌に優しく吸湿性に優れています。
奈良の冬の風物詩・若草山の山焼きの花火ですね。
「着物だたみ」という包装が施されています。
こんな形でプレゼントされたら嬉しいでしょうね。一度着物を解いてしまえば、二度と同じ形には戻せそうにありませんが(笑)
奈良公園の鹿の毛並み模様と、奈良町で見られる庚申堂の身代わり猿。
どちらも奈良を代表するデザインです。
こちらは子供用のシャツですね。
色々な用途に使われているようです。
手ぬぐいと言えども、額に収めると風格が漂います。
店内を見回してみると、手ぬぐいを暖簾代わりにも使っていました。単なるディスプレイではなく、実用性にも富んだアイディアだと思います。
奈良の手ぬぐい「朱鳥」の店頭。
東向き通りとさくら通りを結ぶ路地にありました。
飛鳥時代の元号に朱鳥(しゅちょう)というのがありますが、何か関係しているのでしょうか。日本の礎を築いた天武天皇晩年時の年号です。
手ぬぐいの上下をマグネットで挟んで、掛け軸のようにして使うこともできます。
面白い発想ですよね。