浄土宗総本山の知恩院。
御影堂において暁天講座が開かれていました(2010年7月)。
お経の声が御影堂の外にも聞こえてきます。
京都観光に訪れた人は、知恩院三門のスケールの大きさにまず驚かされることでしょう。おてつぎ運動のPRを目にしながら、京都が誇る壮大な門構えに遭遇することになります。
知恩院阿弥陀堂!丈六御本尊と三門の意味
国宝の知恩院御影堂。その向かって左側に、1910(明治43)再建の阿弥陀堂があります。阿弥陀堂には知恩院の御本尊・阿弥陀如来坐像が安置されています。知恩院阿弥陀堂。桜の季節になると、華やかにお堂が彩られます。知恩院の境内は広く、実に甲子園球...
夏の早朝法話に耳を傾ける幸せ
暁天講座とは、夏の早朝に催される法話のことを言います。
暁天(ぎょうてん)とは、夜明けの空のことを意味します。ふと思い出しましたが、奈良の薬師寺でも暁天講座が開かれていると聞いたことがあります。
暁天講座。
お寺の拝観時間というのは大体決まっているものですが、いつもとは違う時間帯に境内に身を置くというのもいいものです。やっぱり早朝は霊性を高めるためにもオススメの時間帯です。
知恩院三門の裏手には、法然上人と天女の巨大なオブジェが飾られていました。
京都の学生さんが作られたようです。
見上げてみるとスゴイ迫力です!
暁天講座に向かう人も目が覚めてしまいますね(笑)
華頂山知恩院。
八坂神社、円山公園、知恩院、青蓮院門跡、平安神宮と続く一帯は京都を代表する観光スポットとなっています。
ちょっと足を伸ばせば、南禅寺へアクセスすることもできます。
御影堂の大きな扉の下に河童らしき意匠を発見!
う~ん、やはりこれは河童なのでしょう。頭上のお皿がかわいらしいです。
御影堂をぐるっと一周してみると、亀のような意匠も発見しました。
首をぐいっと持ち上げている亀。
暁天講座の法話も楽しみですが、知恩院の細部に宿るデザインも実に興味深いですね。