山手にある正暦寺。
最寄り駅からは少し遠く、その行き方をご案内しておきます。
正暦寺の山門。
正暦寺は奈良の紅葉名所として有名です。紅葉の名所といえば、山深い地にあるものですが、正暦寺も例外ではありません。
柳茶屋を下車して徒歩30分
当館大正楼からアクセスする場合は車が便利です。
国道169号線を奈良へ向かって北上し、奈良の市街地へ入る手前を右折、どんどん山道を登って行きます。少々肌寒さを感じますので、正暦寺ご参拝の際は服装にご注意ください。
正暦寺周辺の地図です。
並び立つ泣き笑い地蔵も案内されていますね。
正暦寺の住所は、奈良県奈良市菩提山町157です。
近鉄奈良駅からのアクセス方法はバスがおすすめ。米谷町行きのバスに乗り、柳茶屋下車徒歩30分となっています。
奈良市米谷町の読み方ですが、「まいたにちょう」と読むようです。米谷町と言えば、名阪国道上にある高峰(たかみね)サービスエリアで知られます。SAにしては面積の狭いパーキングエリアのような感じですが、米谷町という地名でまず思い出す場所です。
米谷町行きのバスは、便数も少ないので注意が必要ですね。
お車をお持ちの方は、やっぱり車の移動の方が便利です。
ちなみに正暦寺の駐車場は無料です。
看板には「タクシー待合所、いこいの広場」と案内されていますね。右手には菩提仙川に架かる橋が渡されており、そこを通って少し進むと”憩いの広場”らしき、休憩所がありました。
正暦寺の休憩処。
第二駐車場の脇にありました。
コーヒーや抹茶で一息付けるようです。抹茶の料金は500円と案内されています。
日本清酒発祥の地。
寺の横を流れる渓流の水を使って、「菩提泉酒」という上質のお酒が造られていました。京都で珍重されていたそうです。
私がこの石碑の前に辿り着いた時、外国人観光客が記念撮影の真っ最中でした(笑) 石碑の意味を理解してポーズを取っているのだろうか?と要らぬことを考えてしまいました。
今でも境内には、清冽な水が流れており、山の辺の道を散策する観光客たちの喉を潤しています。水がきれいだと、お酒造りもはかどったことでしょうね。
清酒発祥之地碑の傍に礎石のようなものがありました。
うん?ここに昔の建物が建っていたのでしょうか。
ちょっと気になりますね。テントも設けられていて、何かのイベントで使われる場所なのかもしれませんん。
「日本清酒発祥の地」の石碑裏側。
清酒発祥の歴史が書かれています。紅葉で有名な正暦寺ですが、清酒との関連も深いお寺だったんですね。
拝観料は500円。拝観時間は季節によって異なります。
3月~11月は9時~17時。
12月~2月は9時~16時となっています。やはり寒い季節は、1時間早く終了するようです。
正暦寺の観光ガイド情報でした。